小室佳代さんと眞子さま
「記事に掲載されていた発言は、どれも佳代さんらしいと感じました。
彼女はいろいろ考えるというよりも、思い立ったら即行動といったタイプで、それが強み。ときには失敗して周囲から誤解されることもあると思います。
世間に衝撃を与えた“母”の告白
“記事”とは、6月下旬に発売の『週刊文春WOMAN』に掲載された《小室佳代さん 「密着取材」一年》と題されたスクープ記事のこと。
《息子は全部自分で決めてやるタイプなんです。中学でインターナショナルスクールに進学することも自分で決めました》
「いやいや、圭くんは佳代さんの“言いなり”でしたよ」
「お店に来ると、佳代さんが旦那さんと圭くんの食べ物や飲み物のメニューを全部勝手に決めちゃうんです。圭くんはもちろん、旦那さんも何も言わない。というか、旦那さんの声を聞いたことがないと思うほど、佳代さんが主導権を握っている家族でした。
佳代さんは一時期働いていた自然食品店のお菓子を、私の店で売ってほしいと言ってきたり、そのお店で雇っている障害者の方をうちの店でも雇ってほしいと頼んできて困りました。彼女はとにかく、自己中心的な方なのだと思いました」(飲食店オーナー)
「お正月に佳代さんと圭くんが私の実家に挨拶に来られました。私の母親はおせち料理を出したのですが、佳代さんは断りもなく好きな食材を勝手に取り分けて“圭ちゃん、これ食べなさい”と。それを見た母は後日、“あの振る舞いはどうなのかしら……”と不信感を口にしていました」
《“マザコン”“教育ママ”だなんて書かれたりもしましたよね。五十年生きてきて、初めて言われました。どこかの記事には私が“うちの息子はバイオリンの天才です”と吹聴していたなんて書かれていましたけど、あの子、全然下手ですからね(笑)》
「バイオリン教室の先生から“圭が天才だとほめられた”と佳代さんは舞い上がっていましたよ。典型的な“親バカ”に見えました。そのときは、うちのホールケーキを買って先生のところに持って行ったはずでしたが……」(同・飲食店オーナー)
加速する“母子密着”
「圭くんが“僕がついているから大丈夫だよ”と言ってくれたと、佳代さんはうれしそうに話していました。圭くんは『湘南江の島 海の王子』の1人に就任していたのですが、そのイベント活動後、彼だけは“お母さんが待っているから先に帰る”と同期たちとは別に帰っていて、大学生の男の子にしては珍しいなって。
《いつ死んでもいいと思うこともありました。明日死のう、と。今だってそう思うことはあります》
「芸術家肌の佳代さんは、“不思議な話”にも関心が強い方でした。あるときには“夫の霊が目の前に現れて、ハグしてくれたのよ”と。
眞子さまに憧れ「大尊敬」
『文春WOMAN』の記者が眞子さまについて言及すると、
《お相手の方はとても立派な方で。曲がったことや嘘はお嫌いで真実のみを信じて、ご自身の意見もしっかり持っていらっしゃる。僭越ながら同じ女性として尊敬……大尊敬しています》
「眞子さまのことを“同じ女性として大尊敬しています”という発言は、佳代さんが自立した女性に憧れているからだと思いました。
というのも、ご自身で“私はアダルトチルドレンだから”とお話ししていたことがあったからです。意見を周囲にしっかり伝えることのできる、自分にないものを持っている方に尊敬の念を抱いているのだと思います」(佳代さんの知人・Cさん)
『相模女子大学短期大学部』を卒業後、間もなくして敏勝さんと結婚した佳代さんは異性との付き合いや社会人としての経験が乏しく、劣等感のようなものを抱えているのかもしれない。
「短大を卒業後、就職せずに専業主婦になった彼女は“女子校育ちだから男性のことは違う生き物みたいでよくわからない”と話していました。
過剰反応だと思いましたが、彼女としては自立して道を切り開ける男性と対等な女性になりたいという気持ちがあったのではないかと思います」(同・Cさん)