橋本環奈激似!で話題のえみっくすさん
「身長は155cm、体重105キロです。昨日、しゃぶしゃぶ食べ放題に行っちゃったんで……。顔のコンディションのベスト体重は95キロなんです。デブにしては小顔ってよく言われるので、小顔マッサージとか、お手入れは頑張ってます!」
「弟に“お前がデブとしてテレビに出てるのをいじられてる”って言われて。私もカチンときちゃって。普通のアイドルやモデルさんと同じことを発信してるだけなのに、“ただ太ってるだけでバカにするような友達しか作れなかった浅っい人生を送ってきた自分に、自分で反省しな!”って、つい言い返しちゃって(笑)。でも、今は“ちゃんと信念を持ってやってるなら、いいんじゃない?”って、弟も応援してくれています」
アイドルに憧れて『アクターズスタジオ』へ
「スクールの選抜ではいつも落とされて。選抜レッスンを眺めながら親が迎えにくるのを待つ時間はつらかったです。親はあまりよく思っていなくて、もっとダンスを習いたいとか言い出せなかった」
〈働くお店間違ってる〉〈デブすぎ!〉〈メイド服パツパツだったww〉
「すごく傷つきましたね……。見なければいいのに、見ちゃうんです。ローカルアイドルのときも、メイド喫茶のときも、周りは細い子が多くて…。当時、私は58キロくらい。でも、普通体型じゃダメなんです。
1週間飲み物だけで何も食べず、3キロやせたとか喜んでました。でも、限界がきて食べて、また元どおり!その繰り返しでした」
「地元では有名な進学校に通わせてもらったのに、レベルの高い大学には行けなくて、後ろめたさがありました。親も親戚もみんなお堅い職業で、いとこも高学歴……。長女なので、私も親のためにならなきゃ!って気持ちがずっとあった。それで、親と同じエンジニアの仕事を選びました」
仕事のストレスで過食、婚約を理由に退社
「毎日終電で帰って、家の近くでラーメン食べて帰ったり、コンビニでカップ麺2種と新作弁当を全種類買ったり。とにかくお腹いっぱいの状態にして、すぐ寝る。朝も早かったので、睡眠対策のために食べて寝る感じ。常に仕事辞めたいって考えちゃって……」
「結婚すれば、会社を辞められると思った。逃げですよね。でも結局、3週間で婚約破棄して、東京でやり直そうと決めました」
「アプリの小顔加工は常に100%設定、細くしたうえで、さらにカメラは上方向から撮影していました。当時は自分が太ってることを頭ではわかっていても、受け入れられなくて。バレたくなかった。断食もしたけど、リバウンドを繰り返してました」
加工しないほうが個性出ていいよ!
「加工した自分の顔のほうが見慣れていたので、画面にうつる自分がものすごく太っていて、ショックでした。また誹謗中傷されるのか、って怖かったですね。でも、いろんな視聴者に『こっちのほうが個性出ていいよ!』って言われて。意外な反応でした。このままでいいの? って。
「めっちゃ太ってるけど、顔は橋本環奈だよ!似てる!」
「デブ!と言われると1週間頭から離れないほど落ち込んだのに、今は街中で『デブ!』と揶揄されても、『それを職業にして食べてますから』としか思わなくなりました」
「私自身、デブだけど顔が橋本環奈という外見で評価されているので、ルッキズムの考え方を完全に否定はできません。だけど、私が『職業=デブ』と自称することで、言葉の印象は変えていけると思っています。
体型を肯定できている今の自分が好き
「デブ=不健康って思われちゃうんですよ。例えば、睡眠不足が原因で体調を崩したとしても、“デブだから”って言われる。Yahoo!コメントにも『可愛いけど、健康が心配』と書き込まれたり……(苦笑)だから、野菜はたくさん摂ります。あと、最近は歩数計アプリの『ピクミン』にはまってて、1日3万歩くらい歩く日もあるんですよ!」
「100%体型を肯定できている今の自分が好き。人からの意見も卑屈に捉えず、明るく受け止められるようになったから。
でも、実はまだ両親にちゃんと話せていないんです。もっと売れたら、自分から報告したい。ちゃんと仕事していれば、きっと認めてくれると思います」