10月4日、SMAP“最後”のCDアルバム『SMAP 25 YEARS』投票が締め切られる。'91年からのシングル55曲、そしてアルバム収録曲などから聴きたい楽曲をホームページから投票選出してできる3枚組。まさにファンのためのアルバムだ。
そこで「週刊女性」本誌でも「アルバムに入れたいシングル曲」を1曲投票してもらい、TOP10をランキング表にまとめた(各曲の獲得票数は記事の最後をご覧ください)。
栄えある1位に輝いたのはなんと、
1位:『オリジナルスマイル』(13作目'94年6月6日発売)
『オリジナルスマイル』のCDジャケット
「いちばん元気になれる曲です。東日本大震災のとき、日本中を笑顔にしたのもこの曲です」(40代/会社員)
「笑顔の大切さを実感できる歌で、悲しいときに聴くととても前向きになれる!! 私の応援歌!」(30代/派遣社員)
「初めて行ったコンサートで、会場全体で手を振った一体感が忘れられません。自然と涙が出ました」(40代/主婦)
東日本大震災が起きた'11年に発売されたベストアルバム『SMAP AID』でも、ファン投票で1位に選ばれた同曲。解散に直面したいま、また笑顔になりたいのだろう。
2位は僅差もやはり強い。
2位:『世界に一つだけの花(シングルヴァージョン)』(35作目'03年3月5日発売)
「誰もが知っている国民的代表曲。ファンの友達とカラオケに行くと絶対最後に歌う曲」(20代/フリーター)
「子どもの卒業式で、在校生が歌ってくれて感激しました」(50代/主婦)
「みんなが知っている曲なので、英語の授業の題材にして生徒たちと英訳を考えて歌いました」(40代/教員)
やはり一般的にはSMAPといえばこの曲。世代を問わない知名度で文句ナシ!
SMAP初のミリオンセラーが3位にランクインした。
3位:『夜空ノムコウ』(27作目'98年1月14日発売)
『夜空ノムコウ』のCDジャケット
「スガシカオさんの詞が、今まで自分たちがたどってきた道すじを問いかけるような、静かで内省的な詞だけど、どこか未来に希望を感じさせてくれる」(50代/自営業)
「SMAPは解散だし、スガさんはこの曲を封印するそうで、聴けなくなってしまうのは残念」(40代/会社員)
作詞を担当したスガシカオのファンからもリクエストが。
4位には同数で2曲。
4位:『青いイナズマ』(22作目'96年7月15日発売)
「木村クンの“ゲッチュー”が最高にカッコよかった。コンサートでは地鳴りのような歓声が」(30代/パート)
「森(且行)クンがいなくなり5人初のシングルで複雑だったけど、気丈に頑張っていた姿が印象的」(40代/主婦)
5位:『らいおんハート』(32作目'00年8月30日発売)
「月並みですが、ちょうど息子が生まれたころで、“一生守っていきたい”と思っていました。今では私よりも大きいですが(笑)」(40代/主婦)
「“いつか子どもが生まれたら、世界で二番目に好きだと話そう”の歌詞にキュン♡」(30代/会社員)
6位:『SHAKE』(23作目'96年11月18日発売)
「仕事でカラオケを仕切るとき、“最後に盛り上がって終わりましょう”とみんなで歌うと、やりきった感が出るのかおとなしく帰ってくれます(笑)」(40代/会社員)
「“渋滞のタクシーも進まなくたってイライラしない”と家族旅行の車内で流れていたのですが、運転していた父は渋滞にあからさまにイライラ。いい思い出」(20代/学生)
7位は草なぎ剛の出世作『いいひと。』(フジ系)の主題歌。
7位:『セロリ』(25作目'97年5月14日発売)
「彼氏との同棲生活で価値観の違いが出てきたころ“育ってきた環境が違うから”と、ゆったり構えることができました。無事結婚、子どもも生まれました」(40代/会社員)
「山崎まさよしさんの歌う原曲とは、まったく違う歌に聴こえるのがSMAPのすごいところ。“できるだけ一緒にいたいのさ”がとても優しく聴こえる」(30代/自営業)
8位には25年間に感謝。
8位:『ありがとう』(40作目'06年10月11日発売)
「自分の結婚式のとき、両親やゲストの方々に感謝の気持ちを伝えたいと思い流した思い出の曲。今度はSMAPに今まで“ありがとう”という思いから選ばせていただきました」(30代/主婦)
9位はちょっと意外!?
9位:『朝日を見に行こうよ』(29作目'99年1月27日発売)
「つらいことがあっても『朝日を〜』を聴けば、また新しい1日を頑張ってみようという気持ちにさせてもらいました」(60代/会社員)
トップテン最後の10位は、
10位:『Triangle』(38作目'05年11月23日発売)
「昨年の紅白のSMAPメドレーで1曲目に歌っていました。あのときの5人は仲よさそうだったのに。今年の紅白にもどうか出てほしい」(40代/パート)
はたして『SMAP 25 YEARS』には何が収録されるのか