川崎麻世とカイヤ
「“ジャスティス”が感じられないよ!」
「私たちは350個も証拠を出したけど、向こうは全然出していなかったです。証人も20人以上出しました。暴力のこと、お金のこと、見ていた人はいっぱいいます。それなのに……ジャスティスがないと思いました」
「そんなのおかしいです。(つじつまが)合わないですよ。彼の主張する夫婦関係が破綻していたという時期に、私たちの家で過ごしていたりベッドにいたり……家族の写真、夫婦の写真、いっぱいピクチャーも出しました。それなのに彼の言うことが認められるなんて。しかも彼は“浮気してない”とも主張してました」
「彼が突然、何年も会っていない娘に会いたいって言ってきたことがありました。だから私、娘と彼の間に入って会わせようとしました。そしたら娘が、会うなら“裁判を取り下げる”という誓約書を彼が書かないと会わないと言ってきました。だから誓約書を書かせて、ビデオも撮った。でも、裁判は取り下げてくれなかった。私だけじゃなく子どもにもウソをつきました」
一方、川崎麻世は
─第1審では麻世さんの主張が通りました。その勝因はどのように考えていますか?
「事実がいくつもあることなので……。また、“ウソの証拠”がいくつもあっても……という話だと思います」
─カイヤさんが控訴されてからの、裁判の進展は?
「いや、特にないですね」
「つい最近、“財産分与を求める付帯控訴”が彼からきたの。なぜこのタイミングなのか驚きました。私はこれまでずっと家族のために働いてきて、いつでも彼にお金を渡していたのに、まだ欲しいってことですかね? ようやく8月に裁判が終わるってタイミングだったのに、これでまた延びてしまうのが心配です」
「『ストップ ザ バイオレンス』っていうDVに悩んでいる女性のためのNPO。DVを受けている女性はいっぱいいるけど、それを言えないでいる人たちを助けたい。裁判もDVで苦しんでいる人たちのために、ちゃんと戦いたい」