『好きな人がいること』でプロのシェフ役に挑戦している山崎賢人
「連載していた漫画雑誌で最終話が掲載されて“物語”は終了したのですが、公式ツイッターで実写映画化が発表されたことで、今もネットでは盛り上がっています」(出版業界関係者)
主人公役はズバリ……
「映画の公開時期や出演者など、具体的なことは明かされていません。そのため、早くも“主人公の元陸軍兵・杉元佐一は誰が演じるんだ!?”“ヒロインのアイヌ少女・アシリパを演じられるのは橋本環奈しかいないッ”といった予想合戦で盛り上がっています。ただ、そもそも実写化することを不安視する声も根強いです」(同・出版業界関係者)
「実際のアイヌの民具や住居が登場すると思うので、映像化は楽しみにしていますよ。専門家の監修も入るでしょうし、アイヌ文化の表現について心配はしておりません」
「1年ほど前からキャスティング交渉は行われていましたが、難航したようです。そんな中、主人公の杉元役には山崎賢人さんの名前が、アシリパ役で名前が挙がっているのは平手友梨奈さんです。漫画には元『新選組』の土方歳三も登場するのですが、それを舘ひろしさんが演じる案も出ています」(映画業界関係者)
スピンオフ制作もすでに決定か
「山崎賢人さんは、これまでも少女漫画から少年漫画まで、数多くの“漫画実写化”に貢献してきた、当代きっての俳優といえるでしょう。踏んできた場数の多さ、各作品に適応してきた経験値が、ほかの俳優とは圧倒的に差があります。それが山崎さんの強みであり、魅力です」
「俳優としての経験は、それほど多くはないかもしれませんが、漫画原作の映画を自身の代表作としている点が、山崎さんと同じですよね」(折田さん、以下同)
「身体能力の高さに定評のある2人なら、原作ファンも納得する、あるいは驚かせるようなアクションシーンが期待できるのではないでしょうか」
「同じキャストで、WOWOWでスピンオフのドラマも制作するようです」
折田侑駿 文筆家。映画、演劇、文学、服飾、大衆酒場など、各種メディアにてカルチャー系の記事を執筆