前澤友作と梅村妃奈子(写真は本人たちのインスタグラムより)
「ひなんちゅが突然グループを抜けたときはびっくりしましたが、少し合点がいきました。当時は“新しい道に進むため”と脱退の理由を明かしていましたが、実際はプライベートを充実させるための口実だったのかな……。ファンとしては少し残念というか複雑というか」
「動物」と「音楽」の共通点
「昨年の春に知人の紹介で出会い、夏から真剣交際が始まったそうです。記事によると1月初旬、梅村も出演していたライブに前澤さんがお忍びで鑑賞に訪れたあと、彼女と一緒に東京都港区にある会員制の高級鉄板焼き店で食事を楽しんだそう。
「2人とも動物の保護活動に積極的なんです。前澤さんは犬や猫の殺処分の数を1頭でも減らすための全国にペットシェルターを作っていますし、一方の梅村も保護猫を預かったり、動物保護団体への寄付を目的としたアパレルブランドを展開しています。
「グループ結成は、ひなんちゅ(梅村の愛称)とボーカルの吉田菫さんが“バンドを組もう”という話から始まりました。デビュー後、わずか2年2か月で日本武道館でのライブ公演を果たし、ガールズバンド史上、最速記録を打ち立てました。
ライブ前日に脱退発表
《30歳を機に、1人の女性として自分の生き方を改めて考え、今後は新たな道を選択してみたい、と強く思うようになりました》
「単にドラムを担当していたというだけではなく、リーダーとしてサイサイの大黒柱だったひなんちゅが脱退したことは、グループの存続に大きく影響したことは想像に難くありません。およそ10年にわたって4人で戦ってきたバンドですし、彼女の抜けた穴は大きく、そのまま活動を続けていくことは難しいと判断して活動休止に至ったのでは」(同・前)
「ひなんちゅが脱退すると発表があったのは、昨年9月25日に開催された『きららリベンジ〜サイサイ10歳祭〜』の前日でした。翌日のライブを最後に“4人でのサイサイ”は一生見られないことになってしまいました。10年も続けてきたバンドなのに、そんなあっさり辞めちゃうことってあるんだと、みんな驚いたんです……。楽しみにしていたライブの直前に発表されただけに“急過ぎる”と、複雑な気持ちでライブに参加する人も多かったと思います。
重なる「脱退時期」と「宇宙旅行」
「梅村がメンバーに脱退の意思を伝えたのは、公式発表の約1週間前だったそうです。つまり、仲間たちにもほとんど相談することなく、脱退やバンドの今後に関する話し合いの場が設けられなかったということでしょう。急な決定だったからこそ、ライブの前日に公式発表することになったようですが、“年内までは活動する”などの落としどころがなぜ見つからなかったのか疑問です」
「前澤さんは剛力彩芽さんと破局後、昨年12月に行った宇宙旅行のためのパートナー探しに奔走していました。そんなときに出会ったのが梅村さんだった。夏から交際が始まった後の9月、前澤さんは宇宙旅行に向けた準備のため、ロシアの訓練施設に入りましたが、その場に彼女も同行していたそうです。その3か月後の昨年12月、前澤さんが飛び立ったカザフスタンにある『バイコヌール基地』にも同行するなど、梅村さんは彼の宇宙旅行を献身的にサポートしていました。
9月といえば、サイサイを脱退した時期と重なる。梅村さんは前澤さんの宇宙旅行とグループ活動の両立を難しいと考えたため、“サイサイから脱退してソロに転向した”という見方もできるのです。だからこそ、急な脱退発表になったのかもしれませんね。彼は来年も月を周回する宇宙旅行の計画を立てているといいますから、梅村さんも一緒に飛び立つつもりなのかな」(前出・スポーツ紙記者)
『SIRENT SIREN』のファンを“サイサイファミリー(略称サイファミ)”と呼ぶ。今回、交際を隠す様子はなかったという2人だが、複雑な気持ちに駆られる“サイファミ”も少なくはないだろう。