ピエール瀧
《もうお蔵入りかと思った》
'19年の再放送では“後半が再生されず”
「サブカルネタも満載で、ユーモアのあふれる作品でしたが、高い評価を得た要因はそれだけではありません。ドラマでは、2008年から2012年の北三陸が舞台であり、東日本大震災を正面から描いています。脚本の宮藤官九郎さんや製作陣による丁寧な配慮により、実際の津波映像などは視聴者に見せることなく、見事に表現していました」(テレビ誌ライター)
「'19年には『あまちゃん』総集編の再放送があったのですが、なぜか後半部分は放送されませんでした。おそらくピエール瀧さんの件でお蔵入りしたのではと言われています」(前出・テレビ誌ライター、以下同)
「『あまちゃん』で瀧さんは、主人公のアキが上京した際、よく通っていた『無頼鮨(ぶらいずし)』の大将・梅頭役で出演。黙々と寿司を握る役どころでした。視聴者からはアキとの掛け合いが好きという声も多かったんですが……」
「'21年の映画『ゾッキ』では俳優業にも復帰しましたが、その際は早すぎるという声も上がっていましたね」(スポーツ紙記者、以下同)
「ライブでの最初のMCでは『執行猶予が明けて初めてのライブでございます』などと自身をイジるようなシーンもありました。今年2月、ラジオでも自身の過去に触れてます。ファンからは“頑張れ”と同情的なコメントが寄せられていました」
『あまちゃん』再放送に対しても、ファンからはカットにならないことを願う声が大きいようだ。果たして、放送はされるのか。NHKに直撃するとーー。
「すでに執行猶予期間を終え、芸能活動を再開していると承知しています。カットせず放送します」
『あまちゃん』の放送から10年、寡黙でそそっかしい『無頼鮨』の大将を見ることができそうだ。