(写真左から)堀江貴文、玉川徹、橋下徹、尾木直樹、舛添要一
圧倒的1位の橋下徹に続いたのは?
好きなコメンテーターで1位に選ばれたのは、2位以下に大差をつけた元大阪府知事の橋下徹(順位一覧表は写真ページに掲載)。
「強引なところはあるが、非常にわかりやすいコメントで共感できることが多い」(68歳/専業主婦)
「弁護士としてメディアに登場した“茶髪の風雲児”時代から今に至るまで、わかりやすい語り口が印象的です。そのわかりやすさのひとつの理由は、敵と味方を明確に分け、敵を激しく論破していくコメント術。そのぶん彼の言葉に反発する人も増えますが、敵が増えれば橋下さんの論破はますます冴えわたります」
「羽鳥さんとの組み合わせがいい」(52歳/専業主婦)
「玉川さんは、番組の進行役である羽鳥慎一を“ヒーロー”に仕立て上げるために、自分を“悪役”にして対比させているのだと話していたことがありました。コメンテーターとしての立ち位置を、相当演出されているのでは」(飲用てれびさん)
「子どもの立場や目線に立ち、物事を見てくれる。親の気持ちも酌みながら解説してくれるから」(49歳/パート)
「今回の件で1月から的確な情報と判断を、私たち視聴者にわかりやすく、かつ真剣に伝えてくれている」(66歳/専業主婦)
「一貫してブレずに意見を伝えていて、説得力がある」(71歳/専業主婦)
「知識が豊富で日本にも造詣(ぞうけい)が深く、ユーモアがある」(54歳/医療関係者)
「モーリーさんは今の自分を“外国人枠で日本人が言いづらいことを言わせておいて、失敗して非難が集中したら切ればいい”と思われているのだろうと自己分析されていました。海外から日本がどう見られているか、という視点から語ることのできるコメンテーターとして貴重に感じます」
「ダジャレを織り交ぜたコメントで軽く見られがちですが、ときに本質的な発言をしたり、巧みな印象があります」
偉そうに話すメンツは嫌われがち
「自分を肯定した話し方しかしない。賢い人だと思うぶん、言葉の使い方に残念さを感じる」(38歳/パート」
「偉そうな物言いが嫌い」(66歳/専業主婦)
「メディアに最初に登場した“成り金”イメージが尾を引いてるのかもしれません」(飲用てれびさん)
「自分はロクでもないことばかりしてきたくせに、人の批判しかしない」(65歳/会社員)
「感情的で論理的でないから」(54歳/医師)
「コメントが嘘っぽく聞こえる」(48歳/会社員)
「ハラスメントで話題になったから」(51歳/パート)
『サンデー・ジャポン』(TBS系)などに出演するテリー伊藤の評価も低い。
「忖度しまくり。言ってることも偉そうなだけで、意味がわからない」(69歳/専業主婦)
「発言が炎上すると“芸人だからしかたない”“芸人に何を期待しているのか”と反論する場面をよく見ます」(飲用てれびさん)
「私情が入りすぎて、路線から逸(そ)れた発言が多い」(51歳/専業主婦)
「コメントが常軌を逸しているときがあってドン引きする」(45歳/パート)
「好きなコメンテーターの人たちは、発言が激しくても“茶目っけ”みたいなものがあるように思います。対して、嫌いなコメンテーターは、“茶目っけ”の乏しさゆえに厳しさがカバーされないのかもしれません。コメンテーターというくらいですから、コメント内容がもっとも評価されるべきだと思いますが」
(取材・文/高橋もも子)
※アンケートは全国の30代以上の女性600人を対象に1人1票でカウント(フリージーおよびアスマーク調べ)