橋本健元神戸市議と今井絵理子議員(共同通信社)
「あ~、あの人ね。1年前は、マスコミめっちゃ来てましたよ」(近隣住民)
橋本健元神戸市議の名を覚えていなくても、「一線は越えていません」というフレーズを出すと、神戸の人たちはあの不倫騒動を思い出した。今井絵理子参議院議員の“名ゼリフ”である。
「『週刊新潮』が'17年7月に東京に向かう新幹線内で仲よく眠りこける今井議員と橋本氏をキャッチ。たびたびのお泊まりも報じられました。橋本氏は別居中ながら妻子持ち。互いに交際は否定しましたが、“軽率な行動”を謝罪しました」(一般紙記者)
不貞行為ではないことを強調したが、翌月には橋本氏のさらなる疑惑が発覚。
「政務活動費を使って政策チラシを発行したとされていたのが、架空発注だったという報道です。橋本氏は否定したものの議員辞職に追い込まれました」(同・一般紙記者)
橋本氏は失職してしまったわけだが、もともと彼は歯科医。現在では、地元で自身のクリニックに勤務する生活に戻っている。
歯科医に専念する橋本氏を直撃
「今年のお正月には雲隠れしているという報道が出ていましたが、変装して出勤していたんです。患者さんは先生が復帰されたことは知っていましたよ」(通院している女性)
帽子をかぶるなどして変装していたが、近所ではバレバレで、今はもう変装もしていないという。
「診察時間を過ぎても治療をしてくれたり、融通を利かせてくれます。キッズスペースも充実しているし、子持ちには通いやすいですね」(別の通院している女性)
評判は悪くなく、繁盛しているようだ。8月初旬に医院を訪ねると、この日も30分の延長診療。12時間超の勤務を終えた橋本氏を直撃した。
─あの騒動以降、今井さんと会ったことはありますか?
「今は会ってはいないですけど、連絡はたまにとってます」
現在も、今井と連絡をとっていることをあっさり認めた。
─ということは、現在も今井さんへのお気持ちがあるということですか?
「それは、相手があることなので。今は付き合ってはないです」
少し考えて今井への言及を避けていたが、報道当時の恋人つなぎをした“一途な思い”は変わっていないようだ。
別居をしている妻とは離婚調停中で、子どもの親権は妻に渡すという。これ以上の質問については、弁護士と相談して答えるとのことだった。
改めてファックスで問い合わせると、このような回答が。
《御質問の件につきましては、昨年、文書等でご説明した通りです》
これは昨年開いた会見と、マスコミ各社にファックスした「一線は越えていない」を指しているのだろう。
今井議員の事務所にも問い合わせてみたが、期日までに返答はなかった。
歯科医と議員という立場なら、誰にも迷惑をかけずに堂々と愛を育むことができるのだろう。