嵐
「まさに嵐の代表曲という5曲ですよね。ファンのみでなく、多くの方に親しまれるベストな選曲ではないでしょうか」
『嵐』が選ばれた理由
「海外のファンも多く登録したようで、人気の幅の広さを感じます」(同テレビ誌記者)
「まずは、この5曲以外の楽曲の解禁ですよね。そして、嵐以外に現在、Jストームに所属するジャニーズアーティスト、TOKIO、関ジャニ∞、KAT-TUN、Hey! Say! JUMPのチャンネル開設とサブスク解禁の期待が持てます。V6など外部レーベルに所属のジャニーズアーティストのMVなどは、ショートバージョンなどですでに一部解禁されていましたが、画期的なことだと思います」(同)
「ネット展開を敬遠してきたのは、無料で画像や音源が楽しめ、コピーも可能であることが理由のひとつだと思います。それでも若い世代のファンは、雑誌の画像などをスキャンしたり、テレビなどの動画を、動画サイトに無断アップするなどしていましたが……。いずれにしても、ジャニーズ事務所はついに時代の流れに乗ったということですね」
「これは、まさにインパクト重視なんじゃないでしょうか。ほかのジャニーズより、『あの嵐が!』というニュースバリューは大きいですからね。そして、来年いっぱいでしばらく活動休止してしまう嵐というグループを、アーカイブ化しておくような意味合いもあるのではないでしょうか」(同芸能関係者)
「ネットへの本格的な進出が、昨年から行っているジャニーズJr.のYouTube展開です。SixTONESが公開したミュージックビデオ『JAPONICA STYLE』が1000万回再生を突破するなど大きな反響を得たことが、来年のSixTONESとSnow ManのCDデビューにつながったといえます。
ジュリー新社長による新体制が発表された直後ということもあり、タイミング的にも嵐のYouTubeとサブスク解禁は、“新しい時代のジャニーズ事務所”を大きく印象付けることに成功したといえるのではないでしょうか」
気になる活動休止後の活用
「十分考えられると思います。すでに、堂本光一さんや木村拓哉さんが映像配信サービスの『GYAO!』で番組を配信しているという実績もあり、YouTubeの公式チャンネルでメンバーが登場する可能性には期待できます。
例えば大野くんの魚釣り動画、二宮くんのゲーム実況など、ネット動画の特性を活かし、かつファンも喜びそうな映像を届けることができるわけです。5人揃わなくとも、各々が好きなカタチで登場する可能性も、ないとはいえません。ほかのグループが後に続くことも含めて、今後の展開には期待したいところです」
<取材・文/渋谷恭太郎>