野々村真
「僕は本当に申し訳ないですけど、菅首相にはもっと早く辞めていただきたかったですくらいの思いです。こういうような状況になって“今(解散)かよ!”っていう。安倍(晋三)さんや麻生(太郎)さんに二階(俊博)さんの言うことで、自分の言いたいことが言えなくなってしまう一国の総理ですよ。
つくづく国民は悲しむしかないですね。生死をさまよった人間として言わせてもらいますけど、本当に今たくさんの人が苦しんでるんですよ」
『バイキング』に言わされている?
《感染拡大は総理一人のせい?》
《自分のコロナ感染と政治を結びつけるのは違う》
《批判するならいつまでもノーマスクで仕事をしているテレビ業界の感染対策にでしょ》
「これは台本ではないのか」
番組関係者が語る「ヤラセ台本」の有無
「リモート出演するようなご時世になってからというもの、野々村さんが時折、チラチラと下を見ながら話す様子が見受けられるようになりました。過激な発言が目立つ『バイキング』だけに、彼のキャラとあいまって“これは言わされているコメントなのでは?”と言われてしまうのにも合点がいきます。
「番組台本はありますが、こちらは時間軸にそった大まかなトークの流れが書かれている簡易なもの。坂上さんはそのまま進行しないことも多く、不意に台本にない質問をされることも多々あります。私が出演する際も、スタッフと事前に打ち合わせをしますが、“ここでこういった発言をしてください”と求められることはありませんね。もちろん政権批判についてもです」
「最近の野々村さんはリモート出演が主だと思われますが、この場合も、おおまかに話す内容をスタッフと打ち合わせをして、自分が喋るところを決めます。おそらくその過程でメールかファックスで送られてきた台本に“メモ書き”をされているのだと思います。それを見て言葉選びをしながら話していただけでは?」
「もともとこの番組は『笑っていいとも!』の後継番組としてスタートしたことから、以前は“バラエティー班”が中心になって制作していた。現在は情報制作局という部署が作っているのですが、やはり番組スタート当初は、視聴率をとるために演者の発言内容含めて過激な番組作りになっていたことは否めません。
当時は局内でも『バラエティーが政権批判とはどういうことだ!』といった批判の声はあがってました。『バイキング』にヤラセといった疑惑の目が向けられるのはそういった過去のスタンスが影響している部分もあるのかもしれません」(フジテレビ関係者)