'14年5月6日号
「ちょっと待ってて、オレ逃げないから」
今年で創刊60周年を迎えた『週刊女性』本誌。熱愛、離婚、不倫のスクープを振り返ってみると、突然の直撃取材にも関わらず“神対応”で応じるタレントたち。そんな中でも、冒頭の言葉を発したのは、V6の森田剛。記者とカメラマンが選んだとっておきの直撃取材秘話とは──。
芸能界の中でも、マスコミ対応にシビアだといわれるジャニーズ事務所。
「特に熱愛報道では、タレント本人の肉声が聞けることはめったにありません」(テレビ局関係者)
そのレアなケースが、V6・森田剛。しかも、相手はセクシー女優の美雪ありすだった。『週刊女性』は彼女と森田が同棲に近い状態であることをつきとめ、森田の自宅マンション前で、ふたりを直撃した。
──美雪ありすさんと同棲していますよね?
「してないっす。ちょっと待ってて、オレ逃げないから」
彼女にカギを渡し、先に部屋へ帰らせた森田。同棲については再び「だから、さっき言ったじゃん。してないって。友達ですよ、普通に」と、否定したものの「逃げない」という言葉どおり、どこか本音がうかがえるやりとりが繰り返されることとなる。
──基本的には、美雪さんが森田さんの家に来ることになっているんですか?
「いや、決まってないっす」
──ちなみに、ご結婚は?
「しない、しない、しない。するならするでいいし。あなたには関係ないから」
そして、彼のまじめな気持ちが伝わってきたのが、交際を公にしない理由について、彼女の職業に言及したときだった。
「職業は関係ない! みんないっしょ」
きっぱりと言い切り、言葉を選びながら話し続ける。
「オレの写真を使ったりとか、名前を記事にすることはいいんだけど、彼女は大変なんです、いろいろ。男はどうとでもできるからいいんだけど、女の人だし、特殊な仕事じゃないですか……」
彼女への真剣な思いが感じられ、記者は感動してしまったという。
「ジャニーズ事務所の“週刊誌には話すな”というルールに反してまで、彼女のことを誤解されたくないという一心で、自分の言葉でしゃべってくれたんだと思います。恋人のことを大切にする思いが胸に刺さりましたね」
実際、この記事での態度はネットで話題になり、森田の好感度は一気にアップした。