鈴鹿央士 撮影/渡邉智裕
「メガネですか? 今日はなしで来ました(笑)」
『ドラゴン桜』でブレイクした鈴鹿(21)にとって、初めての主演映画『星空のむこうの国』が公開に。
「35年前に上映された映画の(小中和哉監督による)セルフリメーク。そして“シネマラボ”という予算以外はすべて監督の自由に撮れるという企画でもあって。そこに参加できることがまずうれしかったし、責任感のあるお仕事だなと思いました」
初の単独主演への意気込みと恋愛事情
「僕が見てきた現場で主演を張っていた人は、やっぱりすごい人たちだったので。けっこう身構えてしまう気持ちもあったんですが、でも、やっぱりうれしいです!!」
「パラレルワールドを行き来するので頭が混乱することもありましたが、作品の中で(昭雄が)男として成長するのを演じられたのは楽しかったです」
「はい!! もう、めちゃめちゃしたいですよ、恋愛。でも出会う場所もないというか。僕のプライベートの充実度はだいぶ低いですね。10点満点中? 3くらい(笑)」
「僕の経験上だと攻められないですね。照れちゃう。この間も友人と何人かで電話していたら、僕が全然恋愛に発展しないのはなぜか? という話題になって。女友達にとって、安心感がありすぎるらしく。男らしさというか、男が出す危険な香り? それがないらしくて。そこは課題ですね。ちょっと頑張ります(笑)」
見てくれる人の心を動かせた
「反響は今まででいちばん大きかったです。最初のころの嫌な藤井くんと、東大専科に入ってからの藤井くん。両方で、見てくれる人の心を動かせたことはよかったと思っていますが、ひとつひとつのシーンを振り返ると、“もっとここはこうできたよな”と思うところばかり。そこは、まだまだ伸びしろだな、と思っています」
「僕は『TOKYO MER〜走る緊急救命室〜』見てますよ」
「僕が見てきた先輩方はみんなやさしいし、素敵な方々ばかり。だから、自分もそうなっていたい。20代後半、30代、40代……となったときに、まず人間として、いい大人になっていたい。それは俳優というところに、少なからずつながると思うので」
電車で来ました!
「いや、僕、街で気づかれないですね。今日も電車で来たんですけど、全然気づかれないです。普段、イヤホンして歩いてるから気づいてないだけかもしれないけど」
「全然大丈夫です」
《スタイリング/朝倉豊 ヘアメイク/阿部孝介(トラフィック) 衣装協力/ノルノ、ノース ワークス》