“スノスト”のデビュー広告がある渋谷駅ハチ公前広場
「1月22日に、ジャニーズ初の同時CDデビューを果たした『Snow Man』と『SixTONES』は、発売初日に77・3万枚を売り上げました。過去に最も売れたジャニーズのデビュー曲は『KAT-TUN』の『Real Face』が記録した初週売り上げ75・4万枚でしたが、軽々と初日で塗り替え、歴代ジャニーズのデビュー記録を更新したのです」(スポーツ紙記者)
「今回、2組のデビュー曲は1枚のCDに収録される両A面シングルで、通常盤や初回盤などの6形態で発売されました。ただ、CDジャケットが『Snow Man』版と『SixTONES』版に分かれているため、ファンは“推し”のグループがジャケットになっているほうのCDを購入しているそうです。
個性豊かな2組のメンバー
「連日バラエティー番組に出演しており、事務所から“猛プッシュ”されていると感じる人も多いでしょう。しかし、デビューまでの下積み期間が長かったメンバーの多い2組なだけに、その実力は折り紙つき。テレビ番組で共演したことのある『くりぃむしちゅー』の有田哲平さんや有吉弘行さんは、彼らのタレント性を高く評価しているんですよ」(テレビ局関係者)
「『Snow Man』のラウールは、身長185㎝の股下が94㎝でスタイル抜群。ファッション誌のレギュラーモデルを務める目黒蓮。向井康二はテレビ番組のドッキリ企画に引っかかってしまう憎めない天然キャラクターがウケています。
「最年長でリーダーの髙地優吾は’09年から日本テレビ系のバラエティー番組『スクール革命!』にレギュラー出演しています。
京本大我の母が語った「息子」
「(大我のデビューに関して)周りの方にたくさん支えられたので、恩返しになったと思います」
「12歳でJr.に入ってから13年なので……。(焦りは)私はなかったのですが、息子が10代のときはあったかもしれませんね。でも、20歳くらいからは、とにかく目の前のことをしっかりとやろうと思ったようです。“実力をしっかりつけないと”と」
「いえ、まったくありません。いただいたお仕事をしっかりやってくれれば……」
「インターネットビデオ『Amazonプライム・ビデオ』では、2組をそれぞれ単独で番組出演させる企画が進んでいます。地上波でも別件で、密着番組が放送されるそうで、周囲も彼らを大ブレイクさせるため、後押しに余念がないんですよ」(テレビ制作関係者)
「“スノスト”は、SMAPや嵐のような“国民的グループ”にまで成長できるのか懐疑的なファンは多いようです。ジャニーズとしては今回の派手なデビューで、少しでも一般層のファンを増やそうとしているのだと思います」(芸能プロ関係者、以下同)
「彼らはまだ、ドラマでの“当たり役”がないため、認知度が低いんです。民放の連ドラで話題になる役を演じて、名前を広げる機会がないと、ジャニーズファンのためだけのグループになってしまいます。これまでも、爆発的に人気が出て、一般層にも知られるようになったキッカケは、地上波のヒットドラマに出演していたパターンが多いですから」
「古くは『あすなろ白書』で黒縁メガネをかけて人気を博した木村拓哉、『花より男子』シリーズでイケメン生徒役を演じた松本潤などがいい例です。それまではアイドルグループの1人だったのが、出演したドラマがヒットしたことによって人気が上昇しジャニーズファン以外にも顔と名前が知れ渡りました。