櫻井の軽井沢の別荘。別荘間の距離があり、静かだが、軽井沢銀座などの買い物スポットにもアクセスがいい
「外壁には色違いのブロックを効果的に配して、とてもおしゃれな造りですよ。軽井沢は都内より10度近く気温が違いますが、隙間を少なくして寒さ対策もきちんとされています」(近隣住民)
避暑地・別荘地として知られ、数多くの芸能人や文化人などが別荘を構えてきた軽井沢。そこに仲間入りしたのが嵐の櫻井翔だ。
「櫻井さんの別荘は9月に完成しました。あとは、庭の手入れがすめば住める感じですかね」(前出・近隣住民)
軽井沢駅より車で15分ほど、白樺の木などが生い茂る静かな森の中に櫻井が建てた別荘はあった。
「櫻井さんは、2年ほど前に300坪の土地を購入したそうですね。軽井沢のなかでも坪単価が高いエリアです」(地元の不動産関係者)
近隣には豪華な別荘が多いが、それぞれ距離が離れており、静かな休暇が過ごせそう。
「櫻井さんが購入した土地は、もともと中曽根康弘元首相が所有していた土地でした。その土地の一角が売りに出され、彼が購入したんです」(前出・不動産関係者)
別荘の工事が始まったのは、今年の春先だという。
「あの嵐の櫻井さんがこのあたりに住むということは、近所の人の間で話題になりましたよ(笑)。残念ながら、彼が様子を見に来たりしているところは見たことがないですけどね」(前出・近隣住民)
建築中の別荘を確認しに来たところを目撃したという声は聞かれなかったが、軽井沢にはときどき訪れるようで、
「中曽根さんの別荘にたまに遊びに来ているそうです。お孫さんの康隆さんと櫻井さんが慶應義塾の幼稚舎からの同級生で仲がいいようですね」(前出・近隣住民)
ちなみに、こちらの別荘だが、いったいどのくらいの価値があるのだろうか。不動産鑑定士の洲浜拓志氏によると、
「土地代が6000万円、建物が4000万円ほどになりますが、合わせて1億円程度ではないでしょうか」
これだけのお金をかけた別荘だが、櫻井自身が、疲れた身体を癒すために軽井沢に建てたのかと思いきや……。
「別荘は両親のために購入したそうですよ。総務省事務次官という官僚のトップで忙しい日々を過ごしてきた父・俊さんも昨年6月に退官となりました。老後は緑豊かな場所で、のんびり過ごしてほしいという親孝行でしょうね」(芸能プロ関係者)
また、彼の優しさは建物の造りにも表れている。
「寒さ対策はもちろん、最近、年配層に人気の平屋建てになっています。お年を召してくると階段の上り下りも大変になってきますし、両親と相談してそういう形にしたのではないでしょうか」(前出・不動産関係者)
嵐としての活動やキャスター、また現在も『先に生まれただけの僕』(日本テレビ系)に出演中と多忙を極める櫻井。
忙しいなかでも、きちんと“先に生まれた”両親をいたわる姿勢には頭が下がる。