三浦春馬さんと城田優
三浦春馬の“暴露本”出版、ファンから非難
『春馬くんとの“未来の雑談”~三浦春馬の勉強ノート~』
“暴露本”という批判で発売前から多くのファンの怒りを買った三浦春馬さんのボイストレーナーだった斉藤かおる氏による1冊だ。
「春馬さんと親交が深かった斉藤さんは、これまでも自身のSNSで春馬さんのプライベートを、彼の死後も発信していました。今回の著書は、そんな斉藤さんによる“私が知っている春馬くん”をまとめた集大成的な1冊といえます。
《ほとんどが、心あたたまる内容でした。ただ、恋のことは、春馬くんが語らなかったことを、あんなに詳しくいらなかったと思います。相手もおられることで‥イニシャルまで必要だったのかと思います》
《最も気に入らないことは、レッスン料を払って習っていた生徒が亡くなっているのに彼のプライバシーを、本人の許可なくわざわざ本にして出版したこと》
《本書に出てくる税金の支払い漏れについての箇所。これって書く必要あります?》
《恋人のこと。お母さんのこと。直接何かしら報告、相談受けたわけでもないのに、どうして本にして世に出したのですか?》
《悲しいけれど、死人に口なしで、本人不在では反論も訂正も何もできないので、かわいそうだなと感じました》
原因は失言? かつての“親友”にも批判が集まる
「初めて観たのがブロードウェイで大感動と言いますか、すべてにおいて圧倒されて、これはぜひ日本で上演したいなという風に思った」
「16年、19年と日本でも上演されてそっちの方も観まして、とにかくポジティブなエネルギーをたくさんもらえて劇場の一体感が凄かったですね」とも番組で語っていた城田。番組でのこれらの城田の発言が春馬さんファンの怒りを買っている。また、それは“一般のファン以外”にも及んで……。
《同感です…だから暴く人が支持されてリーダーになる世の中ダークヒーローの時代》
“暴く人が支持されて”が指すのは、8月の参議院選で当選した“ガーシー”こと東谷義和議員と考えて間違いはないだろう。議員になった今も会員制サロンにて“暴く人”を続けている。
「城田さんは番組で“これはぜひ日本で上演したいなという風に思った”と話していました。“前任”であり、日本での“初演”を務めたのは春馬さんです。そして生前、春馬さんは“『キンキーブーツ』を観て、日本で上演したい”という趣旨の発言を取材で答えています。つまり同様の発言をしている。
ファンにしてみれば、“なんで自分が最初にそう思ったから日本での上演に至った、みたいにとらえられることを言うのか”となった。また、城田さんは春馬さんの名前を出していないことも批判に拍車をかけた形になりましたね」(テレビ局関係者、以下同)
信ぴょう性のない城田の発言に怒りの声
「城田さんは8月に取材を受けた今回の『キンキーブーツ』についてのインタビューにて、“今回は初演、再演とやって来たキャストがほぼ揃っていて、その中に僕が入っていくので、積み上げて来たものを壊しちゃいけないという思いと、いい意味でぶっ壊してやろうという気持ちがあります。”とも話していました。ぶっ壊すが指すものは“日本のキンキーブーツ”、すなわち春馬さんが心血を注いだキンキーブーツでもあります」
《「日本初演(2016年)は、僕は同時期に『エリザベート』に出演していたので観られなかったんです。最初に観たのは2017年かな、ニューヨークに行った時にブロードウェイで」》
「城田さんは春馬さんについてメディアでまったく触れないというわけではありません。今回のキンキーブーツのオーディションを受けた理由として、春馬さんから“いつか優くんにもローラを演じてほしいんだよね”と言われたと春馬さんの死後に明かしています。
「番組での発言はちょっと誤解されて伝わっているんです。まず『キンキーブーツ』について、城田さんが初めて観たのはブロードウェイ。日本版を観たのは'19年です。