「イチバンのオキニパーツはクチビル!やりすぎて医師から止められてるケドね(笑)」 撮影/渡邉智裕
元祖整形男子の日常
「オキニパーツは唇♪ アレンのトレードマークだから。ボリューミィなリップは万国共通の愛されポイントなの」
「唇はヒアルロン酸注入が超痛いから、いつも麻酔クリームをたっぷり塗ってもらうの。でも、とうとう“入れすぎ”ってドクターストップがかかっちゃった……。もう8か月も注入していないから、早く入れたいワ♪」
「2014年にテレビ番組に初出演したときは変人扱いだったの……。でもここ数年で男性の美意識も高まって、アレンみたいな整形男子もアリになった。やっと時代がアレンに追いついたのデスワ♪」
「最近いちばん話題になったのは“アレン、前歯折る”なの。歯は500万円かけて、全部削って入れ替えてるんだけどね。その前歯が折れたのよ~、パエリアごときで。バキッてすごい音がして土台が! で、またそれを直すのに100万円かかる。エグイわ~。でも前歯なしの写真で100万アクセスしていただけたから、結果オーライだけどぉ♪」
「1億円を超えてからはもう計算しなくなっちゃったワ(笑)。ちなみにメンテナンスだけでも月100万円かかるんザマスなの☆」
「19歳のころからパトロンが出資してくれるの。海外にも何人かいるワ。でも今コロナ禍で不景気だから……」
キャラがかぶる“あの人”にひと言!
「(ブホッ)そんなのあいつに決まってるザマスゥ~。●attよ、●att!(笑)ていうか、アレンのマネゴトをしちゃってるわよね。でも、あの人は単なる2世タレントで美容知識も通りいっぺん。(カメラアプリでの)加工厨にすぎないワ。それにアレンみたいな実体験トークはできないザマしょ」
「ちなみに基本、週1でクリニックに通っていて、ヒアルロン酸とボトックス注入をしてる。それと季節に合った施術をオーダーするの。例えば夏には脇やおでこにボトックスを注入して汗対策。最近はちょっぴり太りぎみで、脂肪冷却のマシンを使ってマス」
「プチ整形がオススメ。深いシワはスキンケアだと限界があるけれど、ヒアルロン酸なら解消できるし持ちもイイ。アレンは一般の人と目指す目標が違うからヒアルロン酸は週1ペースだけど、普通の人だったら1年は持つもの。高額なスキンケア商品を買うよりもはるかにお得なの!」
「大がかりな手術をすると元に戻れないから、シミュレーションは絶対してネ。例えば、石原さとみさんみたいな鼻の下(人中)が短い顔が流行りだけど、いきなり人中を切る人中短縮手術なんかはしないで。まずは上唇にヒアルロン酸を入れて、鼻下を短く見せて様子をみるとか。顔には流行があるから、いきなりの大工事はダメよ〜!」
細いアゴを夢見てなぜかケツアゴ完成
「いちばん失敗したのは歯ね。全部入れかえてから後悔したけど遅かったワ~。あとはアゴのプロテーゼ!! 逆三角形のシュッとしたアゴを目指してたのに……」
「そのままにしたら細菌が入って壊死しちゃうからってまた手術よ。無駄に時間はかかるわ、痛いわで散々! しかも、この話をブログで公開したら、クリニック側から削除要請が来ちゃった(笑)。仕方ないからその記事は消したけど、私みたいな経験をした人、ほかにもいると思うな」
「“お医者さんは神様じゃない。万能でもない”と理解を。顔の好みは人それぞれだし、得手不得手もあるから。やっぱり自分の足でいろんなクリニックをハシゴして、先生とじっくり話すこと。クチコミを鵜呑みにしちゃダメ」
読者世代はやるべき♪ プチ整形BEST3
【第1位】ボトックス
【第2位】レーザートーニング
【第3位】ヒアルロン酸
●いきなりケーキ3つ食い!食いしん坊&サービス精神旺盛
アレン 学生時代にいじめた連中を見返すために整形を決意し、19歳でセレブの集うパーティーへ参加し整形費用や生活費を出してくれるパートナーを複数ゲット。その後、バラエティー番組『私の何がイケないの?』で特集を組まれて芸能界デビュー。
(取材・文/三輪順子)