小学生時代の久保(右)、トレーナーの木場氏(左)と長友佑都(木場氏提供)
「久保選手は、あのメッシも所属するスペインの名門『バルセロナ』にスカウトされ、10歳で海を渡りました。主力として活躍していましたが、国際的な規約のためスペインでプレーを続けることができず、'15年に帰国し、FC東京の下部組織に入りました」(スポーツ紙記者)
恩師が見てきた神童の素顔
「僕が開いたサッカー少年向けのセミナーにタケフサのお父さんが来てくれたことがキッカケですね。そこで“息子がいまスペインに行っていて、夏に帰ってくるので見てもらえないか”と。海外で戦うにはあまり大きくない長友が世界の第一線でやっているので、彼が実践しているトレーニングをやってみたい、ということでした。当時、小学4年生だったと思います」(木場氏、以下同)
「“長友選手ってこれできるんですか?”と聞いてきたりしますね。長友が32回できることを30回しかできなかったから“もう1回やっていいですか”とやり直して、それを超えたこともありました。そういった負けん気は強い」
「タケフサはそういう指導をしなくてもできていました。自分で考えて高い意識でやれることもすごいですが、彼のお父さんも熱心なんです」
「すごくまじめで熱心な方。“タケフサのストレッチはどういうものをやればいいですか?”とか、ずっと昔からペアでケアしています。息子のために何ができるかを常日ごろ考えていますね」
「音楽とかは普通に聴いてますよ。『back number』というバンドが好きとか言ってましたね。あとは魚が嫌い。小学6年生のときに八丈島に合宿で行ったときは、俺が見てないときにほかの子の皿に入れてたみたいですね(笑)。でも、いまは食べています。やはり身体を作っていくうえで必要なので、食べられるようにしたんでしょうね」