竹内まりや
「アンコールの曲に入ってから、ステージのいちばん奥の隅にいた3人組のバックコーラス隊が、いつの間にか1人増えていたんです。ある曲の間奏で、達郎さんがバンドのメンバー紹介を順番に始めて、いちばん最後に照れながら“ウチのカミさん”と紹介したのがコーラスに加わっていた竹内まりやさんでした」(観客のひとり)
「この日のコンサートに行けた人は運がいいですね。私も当日まで知りませんでした(笑)。彼女は“神出鬼没”なんです。こういったサプライズは、年に1回か2回ぐらい。前回は今年6月にあった山下の島根公演でした」
「本当はもっといろんなところで宣伝してほしいのですが、本人が派手なことはしたがらない。達郎さんのステージだって、せっかく出るならもっとうまい演出でCDをアピールしてほしいんですけどね」
まりやは達郎の日本一のファン
「実は、まりやさんは達郎さんの日本一のファンなんです。本気で“彼は音楽界の人間国宝だ”と公言しています。ただし、お互いのファン層に違いもありますし、まりやさんが出ることで達郎さんのステージの邪魔にはなりたくない。音楽活動も、当然のごとく達郎さんのほうを優先させます。なので、夫と一緒に目立つよりも、ヒッソリとバックで歌うぐらいの“内助の功”が、彼女らしさなんです」(音楽業界関係者)
「4320円のCDにまりやさんの直筆サイン色紙をセットにして、達郎さんのNHKホールのコンサートで販売したら、2日間で2500枚以上が売れました。まりやさんは本当に自分の手で、仕事の合間を使って何日もかけて、合計5000枚のサイン色紙を書き上げてくれたんです」(前出・レコード会社関係者)
「これまでも数年に1枚のアルバム発売ペースですが、80歳を過ぎても新しい音楽に挑戦している加山雄三さんを尊敬している彼女のことですから、次のプランもあるのかもしれません」(前出・音楽業界関係者)