自撮りアプリでキメる長尾容疑者(SNSより)
「高松地裁に出廷した被告はショートカットの黒髪、ほとんどスッピンなのに美人。普通にしていれば、いい男がいくらでも寄ってくるだろうし、幸せになれるのにと思った」
大人になったら結婚する
「昨年、スマホのサバイバルゲーム『荒野行動』で知り合った2人ですが、まず被告が男児の住む福岡を訪ねて、すぐホテルに行ったのです。昨年末から今年の正月にかけては、今度は被告が旅費を出して、男児を高松に呼んだ。そして、わずか2週間後の1月下旬にも同じようにして呼び寄せ、犯行が発覚したわけです。男児には“大人になったら結婚するから”などと言っていたようです」(同記者)
「当然、母親は心配するメールを男児に送っていましたが、被告が“こうやって送ったらいいよ”と巧妙に指示していたことがわかりました。被告も子を持つ母親ですから、母親を安心させるツボはわかっているんです」(同)
精神的に参っている男児
「裁判で被告は“男運が悪く、DVや浮気を何度もされてきた。アザができ、大ケガをしたこともある。自分を大事にしてくれる人はいなかった。12歳の男児は誰よりも大事にしてくれたので大人に見えた”などと犯行理由を述べていました」(同)
「事件の少し前は荒野行動で知り合った中学生とも付き合っていたようです」
「男児の親とは示談が成立していて、もう会わないと約束しています。ところが、男児は精神的に参っていて“会いたい”とゴネているようです。
被告は初犯なので、おそらく執行猶予付きの有罪判決になると思われますが、裁判が終わったら、関西の専門医療施設に入る見込みです。薬物投与とカウンセリングでショタコン治療を行う方向です」(前出の記者)
「再犯防止のため、被告の両親とおばさんの三者で監視して、SNSをさせないなどと約束していますし、父親が関係する職場で働くことになっています」(同記者)