ドラマ『半沢直樹』の会見での堺雅人と香川照之(2013年)
TBSから堺へギャラ“倍返し”
「前シリーズでは1話200万円といわれていた堺さんですが、前作のヒットを受けてギャラが一気に高騰。今シリーズは1話につき300万円になったというんです。それに加え、視聴率によってボーナスがつく方式で、高視聴率であれば1話につき最大500万円という契約になっていたそう。今作はすべて20%超えとなったので、当然、ボーナスの対象に。全10話で合計5000万円が支払われることになると聞いています」(広告代理店関係者)
「今回の出演料は1話あたり400万円。現在、子育てを優先している上戸さんを尊重し、1日で2話分をまとめて撮影していました。日給なら堺さん以上ですよね」(同・広告代理店関係者)
《なにを楽しみに来週から過ごせばいいんだ》
《これは続編あるよね》
大和田が主役のスピンオフ
「香川照之さんが演じた、大和田取締役を主人公にしたスピンオフ企画が局内で囁かれています」(TBS関係者)
「半沢直樹の父親が経営する工場の融資を取りやめ、自殺に追いやった張本人で、半沢の“最大の敵”ともいえるキャラクターです。しかし今シリーズでは、取締役に降格したことで心を入れ替え、半沢と共闘するなど熱い展開が視聴者のハートをつかみました」(テレビ誌編集者)
「第2話の“お・し・ま・いDEATH!”や第6話の“銀行沈没! 頭取もチンヴォッツ!(沈没)”は香川さんのアドリブ。最終回の会議室での半沢との会話に至っては、ほぼすべて自分で考えたものだったとか。SNSでトレンド入りするなど、『半沢』を盛り上げた功績も評価されています」(芸能プロ関係者)
「『半沢直樹』の演出を務めた福澤克雄氏と伊與田英徳プロデューサーのコンビは、これまで『下町ロケット』『ノーサイド・ゲーム』など池井戸作品をドラマ化し、成功させています。最初の『半沢直樹』のドラマ化の際も、福澤氏は読み通した池井戸氏のすべての著作を紙袋に入れて持参。その熱意に心を打たれた池井戸氏がドラマ化を快諾したという経緯もあり、全幅の信頼を寄せています。ドラマの脚本や演出にはいっさい口を挟まないそうなので、オリジナル脚本でも問題ありません」(前出・TBS関係者)
『半沢直樹』は国民的ドラマへ
「すでにスピンオフが制作されていることも、局の上層部が大和田を主役にしたスピンオフ企画に乗り気になっている理由だといいます。ライフスタイルの多様化により、国民的ドラマが減っている今、2作続けて大ヒットとなった『半沢』の続編をやりたくないはずはない。さらに今シリーズで、愛されキャラになった大和田が主人公となれば、高視聴率は間違いないですから」(同・TBS関係者)
「スタッフ、キャスト含め全力を出し尽くした。そういう意味では考えておりません」
「出演者のギャラに関しては、こちらではお答えできません。続編に関しては、定例会見で話したことがすべてです」(宣伝部)