2010年、プラダジャパンの部長を務めていたころに外国人記者クラブで会見を開いたリナ・ローズ氏 写真/時事通信
「大混乱が起こってこちらがすごく批判されたんですけど、こちらは本当に何も悪いことをやっていないので。これだけは自信もって言えるのは、100%何も悪いことしてなくて……」
「報道によれば、今年3月、スクールの入り口ドアに“明け渡しの強制執行”と書かれた紙が貼ってあったそうです。原因は、スクールによる家賃の滞納。裁判上の和解での明け渡し期限である2017年11月までに立ち退くことを約束していたにもかかわらず、それを実行しないまま運営を続け、5年以上経ってから強制執行が行われることに」(スポーツ紙記者)
保護者への説明は「いっさいなし」
「3月までの間、スクール側は家賃滞納による明け渡しについて説明会などをいっさい開かず、保護者たちは張り紙を見て初めて、建物の占有に関する裁判のことを知ったといいます。さらに、事情の説明を求めても十分な対応がなかったことで、スクールを信用できなくなった保護者はやむなく子どもを退学させることに。退学する子どもの保護者が前払いで振り込んだ今年度の授業料の返金を求めたものの、取り合ってもらえず、弁護士に相談して法的な措置に出る保護者が続出しました」(同・スポーツ紙記者)
「お子様たちが避難されて教育ができない状況で、一時の場所を借りたり色々して移動はしてるんですけど。建物がないので、すごく困っています」
「とにかく建物に戻れるように今、方法を見つけているので」
「まだ対応してなくて。どちらかというと、まず解決してから全員対応させてくださいという感じです」
「どちらかというと、お金で解決する内容ではないと考えています。なぜかというと、返金しても、今回受けた傷って一生続くものなので、授業料返して終わりではないと思うんですね、私の中では。私としては、もっとすごい金額を(建物のオーナー側に)請求する態勢でいます」
報道に抗議声明
《2023年5月30日放送の『グッド!モーニング』には事実の捏造、流布が含まれていました。虚偽の情報を流したり、学校のコミュニティについて中傷的な発言をしたり、私たちの評判に重大な損害を与えました》
さらに、《私たちの学校と建物の所有者の許可なしに映像を撮影したことは明らかです》《あらゆる名誉毀損行為をやめ、商標権を侵害するようなコンテンツの不正使用を控えること、オンライン上のすべての関連するコンテンツを削除すること、そして公的な謝罪を直ちに求めます》として、撮影が無許可であると抗議した上で制作陣への謝罪を要求したのだった。
「高級ブランド『シャネル』に就職後、同じく高級ブランドの『プラダ』に転職。2009年には、プラダの日本法人を相手に“社内の女性差別を報告したところ、降格・解雇を受けた”と裁判を起こして注目を集めました。この裁判では、東京地裁がリナ氏の主張を退け、プラダ側は“ブランドの名が傷ついた”として名誉毀損で反訴しています。
「リナ氏は今年2月、スクールの運営を手がける会社の代表の座を、現在16歳の息子に譲っています。世代交代が理由とされていますが、強制執行の前とはいえ家賃滞納トラブルは5年前から続いているので、問題に対処しないままでの体制変更には疑問の声が上がっています」(前出・スポーツ紙記者)
代表を継いだ息子は“元アイドル”
「息子のナポレオン・スターさんは、かつて大手芸能事務所が手掛けるボーイズグループのメンバーでした。小学1年生のときに同グループの研究生に加入し、2017年から2018年にはテレビのダンスポップ番組にレギュラー出演。その後はグループを離れ、14歳という若さでXのクリエイティブディレクターに就任。パンフレットなどのデザインを手掛ける一方、2021年にはハーバード大学とコロンビア大学の協力のもとで、認知症の予防に関する研究結果を出版するという明晰さも見せています」(芸能プロ関係者)
「ナポレオンさんがクリエイティブディレクターを務めてきたXは、公式サイト上でオリジナルグッズを販売しています。商品のラインナップは、制服などの衣料品やスクールバッグなどの小物、Xのスクール名が冠されたクマのぬいぐるみ、食器、文房具などさまざま。価格帯は、衣料品やぬいぐるみで数万円と全体的に高めの設定ですが、中でも驚きの声が寄せられているのが“鉛筆”で、24本入りのケースが2つの1セットで1万円。現在は取り扱いが終了していますが、今回の騒動を受けてサイトにアクセスした人も多く、ネット上では“鉛筆に1万円は引いた”などと驚きの声が寄せられています」(ウェブメディア編集者)
《いま取り組んでいることは、神経変性疾患の研究、航空宇宙工学、シビルエンジニア、認知症研究、雑音消去研究、サテライトキューブ開発、法化学、暗号学、心理学、起業、自家用操縦士免許、航海免許、ダイビング免許、射撃資格、チャリティー、スイーツアート制作、音楽制作などです》
《将来は「不可能なことを可能にすること」をやってみたいです》