不倫報道の謝罪会見を行った渡部建
「奥さんといろいろ話をして、このまま逃げるように芸能界を辞めるか、もう1回ダメ元でいいから再チャレンジして玉砕するか。息子に見せる背中としては、お父さん1回失敗したけど、逃げずにもう1回チャレンジしたっていうほうがいいという話はしていて……」
放送事故のような収録現場
「『週刊文春』に多目的トイレで複数の女性と性行為を行っていたことが報じられ、活動を自粛。6か月後には、日本テレビの年末特番で復帰をもくろむも、情報が漏れて会見を開くことに。しかし一向に復帰のめどは立たないままでした」(スポーツ紙記者)
「バラエティー番組の出演はもちろん、舞台をこなし、ドラマへの出演も増えました。NHK朝ドラにも初出演し、今年1月期クールでは、主演ドラマがスタート。1月16日にあった同ドラマの会見を体調不良で欠席したときは、さすがに“働きすぎでは”と心配する声もあがっていました」(同・スポーツ紙記者)
「なんとか復帰させてあげたいと所属事務所の『人力舎』は、千葉テレビとスポンサーに粘り強く何度もお願いをしていました。相方の児嶋一哉さんは“おまえじゃなく、おまえの家族のため”とも話していましたが、あれが素直な気持ちでしょうね。
収録現場では渡部さんはずっと下を向いていて、放送事故かと思うぐらい、重い空気だったそうですよ。台本もなく、放送された倍の時間は収録をしたと聞いています」(広告代理店関係者)
「収録は放送の1週間前に終わっていましたが、実は2本撮りだったんです。つまり、復帰回の放送だけでなく、翌週の2月22日放送分も同じ日に収録をすませていた。ただ、復帰回の反響次第では、2月22日分は“お蔵入り”という話も出ていたとか」(同・広告代理店関係者)
復帰について唯一回答したテレ東
─次回放送分も収録ずみのようだが、放送はする?
「収録した以上、テレビ局として放送はしますよ。ゲストもいましたから」
─批判が多くても?
「そのつもりです」
─それは渡部さんのため?
「彼が無名のころから、ずっと一緒にやってきました。私としては、彼との絆がありますから」
「復帰の予定はございません。また、現在のところ他番組への出演予定もなく、特に事前の連絡もありません」
「復帰については、事前に連絡をいただきました」
目指すは“ローカルタレント”?
「在京キー局としてはテレ東は規模が小さく、系列局も6局だけ。酒井法子さんも'09年に逮捕された後、事件に関係する報道番組以外の出演はありませんでした。久しぶりに地上波へ出演したのは、'19年のテレ東の歌番組でした。渡部さんもキー局への出演は“まずテレ東から”と考えているのかもしれませんね」
「民放キー局の出演は難しいと思いますよ。局内には“話題になって数字が取れるかもしれないし、お試しでオファーするならいいのでは”という声もある。しかし、スキャンダルの内容が悪すぎる。世間が受けた不快感は並大抵のものではありません。身体的に不自由がある人や赤ちゃん連れの保護者などが使う場所で“女性にお金を払って性行為をしていた”というのですから。どうしてもスポンサーが首を縦に振らないのです」
「『白黒アンジャッシュ』のスポンサーが地元の不動産会社1社だけということで出演に向けた説得がしやすかったというのはあると思います。かつては売れっ子だった渡部さんも、完全復帰に向けた一縷の望みとして、ローカルタレントという“ポジション”を考えたとしてもおかしくはないでしょう。地方のローカル番組を中心に仕事をしている芸能人は少なくないですから」(同・プロデューサー)