エイベックス代表取締役会長 松浦勝人氏
《持っているお金はすべて、車かレース、ファッションに使ってしまう》(プロフィール文より)
高級ブランド、高級車……庶民を煽る“豪快ショッピング”
「“変な車おじさん”は、エイベックスの松浦勝人会長の“裏アカウント”ですね。アカウント上では“俺の友達”として松浦さんの写真をアップしていますが、本人でほぼ間違いないでしょう」(ウェブライター)
《今日はこれ買った。あんまりどーでもいい車だけど。1台くらいマクラーレンもあってもいいかなって感じ。安かった》
《車を買うのが日課》という言葉どおり、毎週、いや毎日のように彼のインスタには《納車》《買った》《カスタム》の文字が踊る。どれも数千万円、ものによっては億超えの超高級車ばかりだ。彼によればそれらは《衝動買い》なのだそうだ。
《今日もなんとなく2台買っといたわ。ははは。嫌味ややつだろ!嫌われたい!》(原文ママ)
《手頃な価格の自転車なのでまとめて4台買っとこう! どうせ盗まれるからもう少し買っとこうかな》
「エイベックスはもともと、松浦さんが大学在学中にはじめた貸しレコード店が原点。90年代には安室奈美恵さんや華原朋美さんなど『小室ファミリー』でヒットを飛ばし、その後も浜崎あゆみさんや倖田來未さん、AAA(トリプルエー)といった日本を代表するアーティストを輩出。松浦さんはエイベックスを一代で一部上場企業にするなど、芸能界におけるジャパニーズドリームを掴んだといえる存在ですね」(レコード会社関係者)
「たとえば罪を犯したとか、コロナ禍にあって非常識な行動をとったとかではないので、炎上というほどではないですが、ネット上では《金が有るだけで幸せにはなれない》《金の使い方下品》《羨んでほしいのかもしれませんが、透けて見えるのは限りなく貧しい心》といった批判的な意見が多いですね。まぁそこには嫉妬の気持ちも含まれているかもしれませんが」(前出・ウェブライター)
“爆買い”を支える多方面からの収入
●三井物産=売上高8兆102億3500万円 当期純利益3354億5800万円
●野村ホールディングス=売上高1兆6172億3500万円 当期純利益1531億1600万円
●エイベックス=売上高815億2700万円 当期純利益128億3100万円
「会社の形態にもよりますが、原則としては株主総会で株主の同意を得て、役員報酬は決められます。ただ、一般的には社長の役員報酬がいくら、専務取締役がいくら……と決められるというよりは、総額これくらいと決めておいて、取締役会でその配分を決めていくということになるのが一般的ですね」
「松浦さんの役員報酬がとびぬけて高いかと言われると、そんなこともないのではと思います。日本は役員報酬が基本的に安いと言われています。世界のレベルと比較して10分の1に近い。それなのに“もらいすぎだ”と世間の風当たりは強い。松浦さんの場合は、役員報酬のほかに、株式配当で同額くらいもらっているようですね。