(左から)米倉涼子、橋本環奈、北川景子、檀れい
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今回のターゲット:橋本環奈、北川景子、米倉涼子、檀れい 「顔面の黄金比率が完璧な女優は!?」
回答者:美容整形外科『銀座高須クリニック』若佐文医師
――今回のアンケート結果ですが、20~50代1位のみなさん全員、納得の美女でした。やはり彼女たちはお顔の“黄金比率”が良いのでしょうか?
若佐先生「そもそも、黄金比率とはいわゆるバランスの良い顔のこと。つまり顔が大きくても、それに比例して目鼻口も大きく、かつ配置が良ければ“比率が良い”となります。
――目がぱっちりと、鼻は高く……など、パーツの美醜というよりはバランス感なんですね。
若佐先生「もちろん、パーツの美醜も関係ありますが、その配置が大事です。そういう意味では橋本さんは目・鼻・口の大きさや位置、目と目の間の距離感もちょうどよく、鼻の下から上唇までの長さもいいですね」
――さすが超人気女優! 納得のご意見です。
若佐先生「北川さんは目と鼻の位置は良いのですが、目の下からあご先までがやや長めなので、ちょっと骨っぽさが目立ちやすいお顔かな。お顔自体は左右対称な典型的な美人顔なので、これ以上瘦せない方が美しさをキープできるかと思います」
――パーツ間の長さも黄金比率には大事な条件なんですね。では40代の1位に選ばれた華やか美女の米倉さんは?
若佐先生「目・鼻・口 すべてが大きく、位置も良い。欧米人風の華やかな美人バランス顔ですね」
――パーツが大きいと欧米人風になるんですね。
若佐先生「やはりアジア人はバランスがよくても各パーツは小ぶりな方が多いですから。檀さんなどはアジア系美女タイプで、目・鼻・口と顔の大きさがバランスよくまとまっています。
――やはりみなさん、少しずつ欠点はあれど、かなりの高黄金比率ですね。
若佐先生「でも、橋本さんは美の黄金比率というよりは、日本人受けする黄金比率が抜群です」
――その、「日本人受け」の黄金比率とはどのようなものでしょうか?
若佐先生「日本のカワイイカルチャーの象徴・ハローキティや木造建築物である法隆寺の金堂や五重塔にも使われている比率のことです。ハローキティを計測すると顔の縦横のバランスが1:1.4の“白銀比”という比率なんです。
――そのバランスでいくと、「美人」より「可愛い」に寄りますね。
若佐先生「可愛いさと幼い印象、それが日本の美のポイントなのかなと思います」
――では、彼女たちの中でも先生から見て一番、黄金比率が完璧な人はどなたでしょうか?
若佐先生「日本人の思う美人バランス1位は北川さん、世界的な美人バランスは米倉さんだと思います。パーツの大きさや配置がどちらも高得点です」
――どちらが1位とは選べない2人ですが、確かに美のテイストは違いますね。ところで、時代や年齢により、黄金比率というものは変わるものなのでしょうか?
若佐先生「まったく変わりません! メイクや顔のタイプの流行はありますが、美の比率はいつでも同じです。ただし、それはあくまでもバランス美なので、人から見て美しいと思われるかはまた別もの。
――なるほど。そう考えると普段の生活や美意識も大切ですね。では、芸能人ではなく一般の人でも、理想の黄金比に近づくための施術があれば教えてください!
若佐先生「黄金比率を整えるには、目の大きさ・鼻の大きさや高さ・口の大きさがポイントになります。
今回お話を伺ったのは……
若佐文(ワカサ アヤ)先生:
久留米大学医学部卒業、久留米大学病院、久留米大学医療センター、嬉野医療センターに勤務。その後大手美容外科クリニック渋谷院院長を経て、令和4年より銀座高須クリニック勤務。二重整形くま取り等目周りの施術が得意。その人の美しさを最大限引き出すため丁寧なカウンセリングを行っている。日本美容外科学会会員。