長谷川京子
プラ美:長谷川京子の水着姿見た? 41歳で写真集のテーマが「恋愛」って……女性ホルモン盛りっ盛り☆ な感じでいいわね~!
イム子:それより、あの写真集って、もしかしてデザイナーはMatt? なんだか不自然顔というか妙な美しさで、マネキン感があったわ。
プラ美:Matt化したにしては異次元感が足りないから違うでしょ(笑)。でも唇のド~ン! 感は薄まってない? 平子理沙パイセンに、いいヒアルロン酸の溶解注射を教えてもらったのかしら?
イム子:そうね。唇はなじんだのかしら。でも輪郭のゴツさが消えたせいか、唇と顔の大きさのバランスが妙ね。それに唇の横のほうれい線や口角が下がりぎみなところも気になるわ~。私たちが崇(あが)める“石田ゆり子神”は、どんなカットでもキュッと口角を上げているもの。やっぱり女は40過ぎたら口角よ!
プラ美:ゲゲ! そう言われてみたら、私もネットで芸能ニュースを熟読してるとき、つい夢中になってへの字口になってるかも! イム子~! 私とハセキョーのために、『高須クリニック』の高須院長にアンチエイジングと小顔と美リップと、今後のメンテナンス法について聞いてきて!
イム子:もう、高須院長は近所のオバちゃんじゃないのよ! でも私も知りたいから取材してきてあげる。今回もアンチエイジングが気になる人には永久保存版ね!
今回のターゲット:長谷川京子(41) やせ型女優の顔を若々しくふっくらキープするのに最適な方法は?
回答者:美容整形外科『高須クリニック』高須克弥院長
イム子:高須院長! 今日はこれを見てください!(と、写真集を渡し)
高須院長(以下、高須):おっ、平子さんのあとを追いかけて、ヒアル系リップで有名になった長谷川京子さんの写真集! 水着姿も披露したんだね。しかし、昔から変わらずやせ型だね~。
イム子:そうですね。そこは「さすが元売れっ子モデル!」というスタイルのよさです。しかし、ネットでは「41歳にしては老けている」という声もあります。
高須:う~ん……。老けてるとまではいかないけど、今回の写真集撮影のためにダイエットしたのかな? 3年前の写真に比べて、顔は小さくなったのに目尻のシワやたるみ、口まわりのシワが目立つ気がします。
イム子:たしかに、ふっくらとした頬の膨らみがなくなりましたね。小顔になったとも言えますが……。高須院長は3年前の記事で、長谷川さんに対して「プチ整形三種の神器(エラボトックス・あご先ヒアルロン酸・唇ヒアルロン酸)」の可能性があるような顔だと指摘していました。
高須:そうだね。でも、このセットをやってる芸能人はとても多いよ! 自然に老け顔を防いでくれるので、人気があるんです。あとはここ数年、長谷川さん世代で“小顔とアンチエイジング”の悩みを持つ芸能人に人気があるのは「ウルセラ(ハイフ:焦点式超音波システム)」だね。顔をキュッと引き締め、小顔効果とリフトアップが同時にかなうので人気です。
リップメイクが「不自然」の原因?
イム子:ハセキョーの口角の下がり方、気になってました! キュッと口角を上げて笑顔を作っている写真では目立ちませんが。でも、顔の輪郭が小さくなったかわりに、唇とのバランスが悪くなっているような……。美的バランスは崩れていってませんか?
高須:そうだね〜。特に20代のころのリップラインと比べると、かなり不自然というか、唇ばかりが強調されている。彼女のほかの顔のパーツのことを考えると、ちょっとバランスが悪いかもね。それと気になるのが、リップメイク!
イム子:リップメイクって、口紅とかですか?
高須:そうです。今はこんなに輪郭を縁取ったようなリップメイクは流行してないでしょ? ボクもたまにSNSでメイク動画を見たりするけど、今はポンポンと指先で口紅をのせるような、あえてぼかしたリップメイクが人気。この古めかしい「縁取りリップ」も老け見えな原因に思えます。まるでリップラインのアートメイクをしたみたい!
イム子:アートメイク……確かにそう見えるかも! それでネットでも「顔が不自然に変化」しているように見えると指摘されているのかもしれませんね。一般人の私から見たら十分きれいなハセキョーですが、美にこだわる気持ちが強いのでしょうか?
高須:美人って言われて育った人は、ちやほやされた時代が忘れられないんだよ! だからそのときの顔に執着して無理なアンチエイジング法をやったり、体形を維持しようとやっきになってダイエットする。でも美容面でいえば、実は若いころより2、3 キロ太ってるほうが顔もやつれにくいし、幸せそうに見えます。例えば、黒木瞳さんや石田ゆり子さんがそんなタイプだね。
イム子:そうなんですね。しかし、スレンダーな体形はモデルの命ですからね。それにこだわる気持ち、ちょっとわかるかも。では今後、ハセキョーが50代、60代になったらどんな顔になると予測されますか?
高須:誰もがそうですが、年をとると顔はこけ、シワが増えます。このままダイエットにこだわると、顔はげっそり骨っぽく、シワだらけになるでしょう。
イム子:ハセキョーは今のアラフォー世代には憧れ女優なので、これ以上、劣化する姿は見たくないです! ぜひ彼女にオススメの施術があれば教えてください。
高須:まず、ダイエットしすぎないこと。今も十分おやせになっているので、あと3キロくらい太っても全然OKだよ。あとは目尻のシワやほうれい線には“適度な量の”ヒアルロン酸を注入すること。適量にしないと、顔パンパンになっちゃうからね! あとは定期メンテナンスとしてリフトアップ効果の高い「ウルセラ(ハイフ)」の併用もいいね。これは半年に1回くらいやればOKなので、なかなかコスパもいいと思います。
イム子:う~ん。これからの私のためにも全部メモを取らせていただきました! 高須院長、今回もありがとうございました!
今回お話を伺ったのは…
たかす・かつや 1945年、愛知県生まれ。高須クリニック院長。医学博士。昭和大学大学院医学研究科博士課程修了。昭和大学医学部客員教授。脂肪吸引手術など世界の最新美容外科技術を日本に数多く紹介。金色有功章、紺綬褒章を受章。『その健康法では「早死に」する!』(扶桑社)、『ダーリンは70歳/高須帝国の逆襲』(Kindle版)、『行ったり来たり僕の札束』(小学館)、『ダーリンは71歳・高須帝国より愛をこめて』(小学館)、『炎上上等』(扶桑社新書)など。最新刊は『全身美容外科医 道なき先にカネはある』(講談社+α新書)