宍戸錠さん
「俺はこれまで1331人と寝たけれど、これは世界第3位なんだ」
「2013年に世田谷区の豪邸が全焼してから、近くの賃貸マンションに部屋を借りてひとりで住んでいたんです。錠さんが亡くなってから3日後、身の回りの世話をするためにたびたび訪れていた長女が発見したのです。リビングでうつぶせの状態で倒れていたそうですよ」(スポーツ紙記者)
「家庭を顧みない錠さんでしたから、子育ては奥さんが担っていた。家では夫婦ゲンカをして錠さんが手をあげることもあったそう。破天荒な人でしたから、家族を振り回す父親と子どもたちとの間には軋轢がうまれたのです。その溝をなんとか繋いでいたのが奥さんだったのですが、2010年に病気で他界。これを機にさらに溝は深くなった」(ワイドショーデスク)
長男・開との間にできた溝
「長男の宍戸開さんが一般人の女性と結婚したのですが、錠さんはテレビの報道でその事実を初めて知ったのです。礼儀に厳しい錠さんは“結婚するのに親に挨拶もないのか!”と怒ってしまい、親子の溝は決定的なものになったのです」(前出・ワイドショーデスク)
「次男は以前、錠さんのマネージャーみたいなことをやっていたようだけど、錠さんは“アイツは母親の遺産4000万円を持ち逃げしたから絶縁した”と言ってました。実際は亡くなる少し前に、奥さんがマンションを買ってあげたようなんです。1番下だから、心配だったんじゃないかなぁ」(近隣住民)
《3歳下の弟で俳優の開と、5歳下の弟には葬儀を終えてから手紙で報告するつもりでしたが、報道を見たのでしょう、開から共通の友人を介して連絡がありました。それは、子どもたち3人で見送りをしようというメッセージでした。でも、その時にはすでに葬儀を終えていたこともあり、「そんなことは気にせず、自分の仕事をしなさい」と、友人に開へのメッセージを託しました》
兄弟を憎んでいる
「日活さんと話し合ってお別れ会も考えていましたが、コロナが蔓延している状況ですから諦めました。コロナが終息したら何かやりたいとは思っています。それが周忌になるのか、生誕なのかは、まだわかりません。1周忌は家族だけでこじんまりとやる予定です」
――錠さんが遺した土地は売却した?
「土地は父が存命中の2019年に売却しています。売却については父と私で決めたことです。詳しいことは税理士に任せているので、私はわかりません」
――兄弟とは相続について話し合った?
「していません。1周忌に会う予定もありませんし、それぞれで供養しようということになっています。これ以上はノーコメント。弁護士に言われていまして、法律上こちらからは何も話せないので先方に聞いてください」
――弟たちを憎んでいる?
「はい。ただ、“喧嘩してます”とか“絶縁しました”と言っていられるうちが花ですよ。私からすれば、そんなのは戯言です。それぞれの人生を歩むことを望んでいます」