元アナウンサーだった青山愛さん
「青山さんが流暢(ちょう)な英語でお話になっていたので感心していたのですが、それよりも彼女がいま“国連”に勤めていることのほうが驚きでしたね」(イベントに参加した女性)
学生時代はボランティアにホームステイも
「青山さんはUNHCRの渉外担当官。国際パラリンピック委員会(IPC)との“調整担当”として、IPC難民選手団が大会に出場できるよう、支援を行っています」(国連関係者)
「国際パラリンピック委員会の会長、アンドリュー・パーソンズ氏、元テレ朝の先輩である宮嶋泰子さんらと一緒に、スピーカーとして登壇しました。難民の子どもたちや若者にとって、スポーツは“より良い未来をつくる力”と説かれていましたよ」(前出・イベントに参加した女性)
「1年目の7月に、『速報!甲子園への道』のローカルパートでアナウンサーデビューしました。その後、4年半にわたって『報道ステーション』の気象キャスターやスポーツキャスターを担当。BS朝日の『いま世界は』で報道キャスターを務めるなど、若手ながら着々とステップアップしていましたね」(同・テレビ局関係者)
UNHCRに問い合わせてみたところ……
「彼女は学生時代から海外のNGOで活動するなど国際情勢に興味があったので、入社当時から報道のような国際的なキャリアを積める部署を強く志望していたんです。でも彼女が担当する仕事はスポーツやバラエティーと、報道の最前線の仕事とはほど遠いものでした」(制作会社関係者)
《『声なき声に光を当てたい』と、飛び込んだメディアの仕事でしたが、 もっと現場に近いところで、私にできることがあるのではないか、と。語学や国際感覚、コミュニケーションの力を使って、国際社会に貢献したい。大げさですが、そういった使命感のようなものを抱いてきました。より国際開発・国際情勢への知見を深め、キャリアに繋げるために、大学院進学を決断しました》
「仕事ぶりや人柄が謙虚だと評判です。本人はSNSなどで発信することもなく、もう“表舞台”にはあまり興味がないそうですよ」
「はい、勤めております」