左から鈴木奈々、和田アキ子、ベッキー
「あなたの嫌いな女性芸能人は誰ですか?」。週刊女性ウェブ『週刊女性PRIME』、読者ハガキほかで3月下旬から4月上旬にアンケートを実施。10代〜70代の1433名の女性から回答が寄せられた。
金・銀・銅メダルは誰の手に!?
「偉そう。お山の大将みたいで感じが悪い」(40代・会社員)、「誰も逆らえない感じが見ていて嫌」(30代・主婦)、「パワハラの権化」(50代・会社員)、「紅白に出られず、グダグダ言ってたのは大人げない」(50代・主婦)
銀メダルをゲットしたのは鈴木奈々(30)。
「うるさい、下品」(30代・主婦)、「興奮すると同じことを繰り返したり、抱きつく癖も見苦しい」(50代・主婦)、「中身がないので飽きる」(50代・会社員)
「あれがタレントとしての生命線なのにね。あの子が黙ったら終わりよ。止まったら死ぬマグロと同じで、きっと死んじゃう(笑)」
3位にすべり込んだのは、今年1月に結婚したベッキー(35)。
「不倫ウソつき女だから」(20代・その他)、「不倫のときに本性が見えた気がする」(30代・主婦)、「不倫で他人の人生をめちゃくちゃにしたのに、自分は結婚。ありえない」(20代・医療関係)、「もう何をしていても印象が悪い」(30代・主婦)
「学校のいじめにありましたわねぇ。いじめられっ子がいたら、“嫌われている”という理由だけで嫌ってしまう。別にその子に何かされたわけでもないのに、同調して冷たい態度をとってしまう。“みんな、そうだよね?”“みんなで嫌おうよ”。そんないじめの構造とベッキーさんの嫌われ方は似てるんじゃないですか?」
個性豊かな人物たちが上位に!
4位にランクインしたのは、工藤静香(49)。
「なぜ木村拓哉が選んだのかわからない」(40代・パート)、「計算高く、人を踏み台にしてきたしたたかさ」(50代・会社員)、「テレビに出るたび、ほかのタレントの悪口と自慢話。マナーの悪さにあきれる」(40代・主婦)、「見た目が無理。エイリアン」(20代・保育士)
「Koki,さんも鮮烈にデビューしましたし、あとはやっぱりSMAP解散騒動のときに、工藤さんの名前がいろいろ出ましたよね。事実はどうであれ、憶測を呼びますので」
5位には泉ピン子(71)。嫌われ界の助演女優賞といったところか?
「偉そうな態度が嫌い」(30代・会社員)、「自分が気に入らない人への意地悪な態度」(70代・主婦)、「大御所扱いされているが、バラエティーでの発言はくだらない」(50代・主婦)、「口が悪い、ただのおばさん」(10代・学生)。
6位には泥沼離婚劇を経て、ニューヨークに移住した松居一代(61)。
「強烈すぎて怖い」(30代・主婦)、「やっていることの意味がわからなすぎて怖いから」(50代・主婦)
7位には、土屋太鳳(24)が。朝ドラヒロインがこの位置とは、非常にまれ!
「男性共演者すべてに“ファンです”と上目遣いで言っている感じ」(60代・主婦)、「あざとい。男に媚びる。声が嫌い」(20代・パート)、「過剰な頑張ってますアピール。いい子ちゃんアピール。一般人並みの容姿なのに美人扱いされている」(30代・販売)、「あの話し方は確実にわざと。女だったらわかる」(20代・接客)
8位には、ZOZOの前澤友作社長との交際がなにかと話題を集めている剛力彩芽(26)。
「特に美人でもないのにゴリ押しされていたうえ、今は前澤社長との恋愛にハマって、よくわからないことになっている」(30代・パート)、「ZOZOTOWNとの交際がマイナスイメージ。何をしても“金が好きな女”というイメージ」(20代・その他)、「最近は前澤がらみでしか話題になってない」(40代・主婦)
「剛力さんへの愛のあるメッセージですよね。“ちゃんと芸能活動して!”っていう。やっぱり男を選ぶ基準で、その女の価値観が見えてしまう。“実はそういう男が好きだったんだ”っていう。さらに、男があれだけペラペラとしゃべっていたのも、ね。剛力さんがコントロールできていない関係性を見せつけられていて、惨めで不愉快」
9位には、先月末にAKBを卒業したばかりの指原莉乃(26)が食い込んだ。
「可愛くもないのに台頭し、天狗になっている。人によって態度を変える」(20代・出版)、「目上の人に媚を売るのがうまい。ご意見番気取り」(40代・主婦)、「すべてが下品。計算高く、損得勘定で人を見分ける感じが大嫌い」(40代・主婦)
「きっと“和田アキ子さんにならないように気をつけて”というメッセージなんでしょうね(笑)」
現在放送中の朝ドラ『なつぞら』のヒロイン・広瀬すず(20)が前代未聞のトップテン入り。
「めっちゃ性格悪そう。姉(広瀬アリス)のほうが好き」(20代・会社員)、「生意気」(60代・パート)、「あざとい」(20代・会社員)、「大人をバカにしている発言が多く不愉快」(40代・パート)。
トップテン以降も興味深い結果に
15位の丸山桂里奈(36)には、「サッカーのイメージダウンでしかない」(40代・会社員)。16位の滝沢カレン(27)には、「言葉遣いにイライラする」(50代・パート)。21位のダレノガレ明美(28)には、「画像編集に必死すぎ」(20代・会社員)とバッサリ。
「吉岡里帆は絶対に好きには入らず、嫌いに入る女よねぇ(笑)。『カルテット』でのしたたかな女とか、演技うまいんだけど。どんな役だろうが演技はしっかりやるけど、それを離れた素のときに過剰に可愛かったり、いい子っぽい感じだと、役とのギャップから、よりウソのぶりっ子だって思われる傾向があるんじゃないの?」
辛辣なコメント相次ぐ
「出しゃばりすぎ。男性タレントに対して物欲しげ」(50代・主婦)、「カラコンと深田恭子のまねはやめたほうがいい」(30代・主婦)、「伊調馨がパワハラを受けていたとき何もしなかったのに、タレント気取りでテレビに出ているのが不快」(40代・主婦)
「正しい! すごい意味のある16票なんですね。戦っている仲間に無言で、助けなかったんですもんね。それはよくない。私も今、嫌いになりました(笑)」
元貴乃花親方と“卒婚”した河野景子(54)が48位に。
「さっそく暴露本を出す腹黒さ」(40代・主婦)、「今まで表に出られなかったぶん、出てやるぞ感がすごい。結局、出たがり女」(40代・広告)
「人権より伝統、という恐ろしい世界で、計り知れないストレスを抱えてこられたと思います。解放された今こそ、思う存分に語ってほしいです」
「基本的に女の“嫌い”はやっかみがほとんど。ランキングに入った人は、生き馬の目を抜く芸能界において、ちゃんと爪痕を残してるわけです。露出がなければ、嫌われもしませんから。“好き”の反対は嫌いではなく“無関心”。このランキングに名前が入っているうちは、価値があるってことですよ」
《女を斬ってくれた女たち》
岩井志麻子さん ◎作家、タレント。『有吉反省会』(日本テレビ系)、『5時に夢中!』(TOKYO MX)などレギュラー多数
おおたわ史絵さん ◎内科医、作家。『情報ライブ ミヤネ屋』(日本テレビ系)、『5時に夢中!』(TOKYO MX)などで活躍中
北原みのりさん ◎作家、セックストイショップ経営。『毒婦。 木嶋佳苗100日裁判傍聴記』(朝日新聞出版)など、著書多数
ブルボンヌさん ◎女装家、タレント、コラムニスト。新宿二丁目のミックスバー『Campy!bar』などのプロデュースも