カイヤ
結婚生活28年、その半分の14年が別居生活という俳優の川崎麻世(55)と妻でタレントのカイヤ(56)夫妻。
10月29日夜、自宅前に駆けつけた報道陣と関係者の間にひともんちゃくあったそうです。
「カイヤのマネジャーが運転する車が、張り込み中の記者をまったく不必要なクラクションで威圧し走り去ったのです。あとからわかることですが、カイヤと息子をどこかへ迎えに行ったようです」
と、情報番組ディレクターが伝えます。
母親のブログで反論に出た息子
いらだちが募るのは分かりますが、そもそも騒動の発端は夫妻側にあります。
10月10日夜、川崎麻世が突如ブログで、妻のカイヤと離婚訴訟中であることを明らかにしたのです。
「明らかにしなければ、少なくとも裁判の当日までメディアが気づくことはありません。それをわざわざ明らかにしたのです。
カイヤ側の言い分によれば、川崎側が勝手に明らかにしたと責任転嫁をするんでしょうが、これまで幾度となくあの夫婦には振り回されてきました。一蓮托生(いちれんたくしょう)ですよ」
と、前出・情報番組ディレクターも不機嫌を隠しません。
当初、10月30日に口頭弁論が行われる予定になっていましたが、カイヤ側の弁護士が辞任したために延期に。
その前日の10月29日、長男の至恩(しおん)さんがカイヤの公式ブログで、「僕の視点から伝えたいです。嘘はやめて!」という書き出しで始まり、「僕は彼を父とは呼べません」などと川崎の不実を告発したのです。
それを見た民放各局、スポーツ紙が真意を確認しようとカイヤの自宅前に駆けつけたのが冒頭のシーンです。報道陣は10数名いたといいます。
前記した車のクラクションでの威嚇は、彼らに対してなされたもの。しばらく後、マネジャーが運転する車は家に戻ってきました。そこから降りてきたのはカイヤと息子の至恩さんでした。そこでもひともんちゃく。
「車を降りるなりいきなりですよ。『テレビに映すな、警察を呼ぶぞ』と叫び、カイヤは顔を隠し終始無言。マネジャーが板挟みになっていました」(スポーツ紙記者)
現場は殺気立っていたそうです。
長年別居中とはいえ、父親も母親も芸能界の人間。その母親の公式ブログを使って何かを発信すれば、それをメディアが取り上げたり、真意を確認するために取材に動くことは自明の理です。
結局マネジャーが、ブログは息子が書いたものであること、内容はカイヤに確認したうえでアップしているので間違いない、そこに書かれていること以外何もお伝えできない、と説明し、殺気だった現場は沈静化しました。
川崎VSカイヤと2人の子ども。家族が直接、話すこともなく、メディアやブログを通して互いのいい分を主張。ののしり合い、14年間も別居しているにもかかわらず離婚訴訟を起こし裁判官の手を煩わせ、税金を使わせます。
子どもに、親の背中をきちんと見せることができなかった麻世&カイヤは、実に罪深いといえます。
<取材・文/間垣ジェーン美瑠>
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