松たか子
「原作は池井戸潤さんの作品。大手自動車メーカーに勤務する主人公が左遷され、そこで低迷するラグビー部を立て直す物語です。主演を大泉洋さんが、彼の妻役を松さんが務めています。作中ではズバズバはっきりとモノを言う2児の母親役を演じています」(テレビ誌ライター)
ちょっと甘すぎるのでは?
「松さんの娘さんはまだ幼いこともあって、スーパーや公園などでほかの子どもたちと騒いだり、ケンカをしてしまうことがあります。そんなとき、ほかのお母さんは子どもを叱るのですが、松さんはニコニコしているばかりで怒りません。そんな彼女を見て“子どもに対しても優しいんだね”という声がある一方、“ちょっと甘すぎるのでは?”という声もあがっていますね」(近隣住民)
《一緒にいられる時間がたくさんあったり、逆になかったりする差が激しい仕事をしているので、少しでも彼女の気持ちがおだやかでいられるようにできればいいなと思います》
「以前、静かにしていなければならない公共の場で彼女の娘さんがほかの子どもと騒いでいたとき、あまりにも松さんが叱らないので、ほかのお母さんがやんわりと注意したこともあったそうです」(別の近隣住民)
「人は誰でも、褒められたいですし、認められたいので、親に褒められながら育てられると素直な性格になりやすいです。頭ごなしに叱ってしまうと、親に何も言ってくれなくなってしまいます」
「“伝えることはそのときに伝える”ことを大切に考える方もいらっしゃいます。ただ、松さんのように、公の場では叱らなくても、家に帰ってから子どもと2人きりの時間に言って聞かせるケースも多いです。
公の場で叱ることで子どものプライドを傷つけないようにしているんです。そう考えると、公の場で叱らないからといって、一概に否定することはできないと思います」(角田さん)