平均樹齢300年以上のヒノキ林が広がる木曽郡上松町の赤沢自然休養林が27日、開園した。県内外から訪れた家族連れらが散策したり、休養林内を走る森林鉄道に乗ったりして緑あふれる景色を満喫した。
休養林は広さ約760ヘクタール。ヒノキのほか、サワラ、アスナロなどの「木曽五木」も見ることができる。長さ1・5~3・3キロまで複数の散策コースがあり、森林浴を楽しめる。
往復2・2キロの森林鉄道の客車には窓ガラスがなく、木々の間を通る爽やかな風を感じられる。岐阜県中津川市から両親と初めて訪れた小学3年生岡野定(おかのじょう)遥さん(8)と巧ちゃん(4)は森林鉄道に大興奮。遥さんは「警笛がかっこよくて、風も気持ちよかった」と喜んでいた。
休養林は11月7日まで営業する。
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