生け花の流派「小原(おはら)流」信濃支部は30、31日、同支部創立50周年を記念した展示会を、長野市のホテル国際21「千歳の間」で開く。論語の「五十にして天命を知る」や、春にちなんで、テーマを「春光知命」とした。東北信地方の約500人が出品。29日は同支部関係者らが展示の準備を進めた。
竹を湾曲させて作った球体や、松ぼっくりのリースを使った造形物など、多彩な作品が並ぶ。会場入り口には、生け花を学ぶ子どもたちの作品もある。
支部長の村上芳香(ほうか)さん(上田市)は「節目の年に改めて花を生ける原点と向き合い、花のある暮らしを楽しみたい。子どもたちにも花の魅力を伝えたい」と張り切っている。午前10時~午後6時(31日は午後5時)。入場料800円。
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