桜の名所、長野市城山公園の花見小屋「花見茶屋鶴亀」が5日、営業を始めた。開花に先立っての営業だが、開店直後から客が入り、ビールや焼き鳥を注文。春の風物詩を楽しんだ。
同店は今年で30周年になる。店主の斎藤幸代さんは、花見客で小屋がにぎわう雰囲気が好きだといい、開花はいつになるか気をもむ。「桜さん、とにかく頑張って」と懇願中だ。
「花見は日本特有の文化で大切にしたい」と話すのは同僚と一番乗りで訪れた市内の柏木貴光さん(51)。未開の花に「ちょっと物足りない」と残念がったが、仲間と乾杯し「格別だね」。
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