松本市は29日、ネーミングライツ(命名権)に伴い、市総合体育館が4月から愛称「エア・ウォーターアリーナ松本」になるのを前に、同体育館で記念式典を開いた。正面玄関や入り口の看板、案内掲示などに、愛称が用いられる。
命名権は産業ガス大手のエア・ウォーター(大阪市)が取得し、契約期間は5年間。同社は市内に事業拠点を置くほか、松本マラソンなどで公式スポーンサーを務める。2017年には市と連携協定を締結している。
式典で臥雲義尚市長は「松本のスポーツを根幹から支える施設を、素晴らしい名前で展開できる」。グループ会社のエアウォーター東日本(東京)の西村浩和社長は「今まで以上に市民に親しんでもらい、地域の活性化を支援したい」とあいさつした。
同体育館は昨年10月から耐震化やLED照明設置などの大規模改修工事を実施中。工事期間は来年3月までだが、サブアリーナは今年4月初旬から利用を再開する予定。
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