県内のプロダンサーでつくる県ストリートダンス普及協会(松本市)は28日、ストリートダンスを楽しむ催し「まちなかダンスフェス」を松本市中央2の信毎メディアガーデン(MG)の屋外広場で開いた。幼いこどもから50代までのダンサーが強い日差しが照りつけるステージで躍動し、観客や通行人を魅了した。
日頃の練習成果を発表する機会をつくり、一般の人にストリートダンスの魅力を知ってもらおうと企画して3年目。出演者は昨年より90人ほど増え、県内各地のダンススクールや高校生チームなど24団体、約250人がヒップホップダンスなどを披露した。
松本美須々ケ丘高校(松本市)ダンス部は2、3年生36人が黄緑色と銀色を基調とした衣装で出演。部長で3年生の関優菜さん(17)は「大会とは違い、みんなで楽しむことを第一に考えた。お客さんも笑顔で、楽しく踊れました」と充実した表情だった。
同協会代表理事のちびゆり(本名・小林悠里)さん(36)=松本市=は「これだけの団体が一堂に会する機会は貴重。昨年よりも出演者が増え、皆が楽しみにしてくれてありがたい」とフェスの定着に期待していた。
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