NPO法人長野市ラグビーフットボール協会は7日、本年度の「長野市少年少女ラグビースクール」を開講し、市内の千曲川リバーフロントスポーツガーデンで初練習をした。参加した約60人の子どもたちは年代別に分かれ、実践形式の練習などで力いっぱいグラウンドを駆け回り、青空の下で汗を流した。
スクールの対象は5歳~中学校3年生。この日は年代別に4グループに分かれて練習やラグビー体験をした。小学校低学年までのグループは、タックルの代わりに腰に付けたタグ(札)を奪う「タグラグビー」に挑戦。最初は鬼ごっこのように追いかけ合い、慣れてくるとボールを使って相手ゴールを目指した。
初参加の信州大付属長野小学校(長野市)2年山口翔平さん(7)は「点を入れるのがめっちゃ楽しかった」と笑顔だった。スクールは1986(昭和61)年に開講。日本代表経験がある松橋周平選手(リコー・長野市出身)を輩出するなど、多くの選手を育てている。
スクールは生徒を募集中。毎週日曜に市内で練習し、交流試合が年に複数回ある。医師のスタッフもおり、本年度はけがや熱中症に対応できる態勢を強化するなど、安全面に一層の配慮をしている。年会費1万2千円。問い合わせは宮本正之事務局長(電話090・2665・2948)へ。
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