連なる北アルプスの山々を遠くに望む、塩尻市洗馬のレタス畑で、植え付け作業が本格化している。一面に広がる農地のあちこちで、黒色のマルチシートが敷かれ、緑色の列が延びていった。
青柳圭一さん(61)は妻と2人で、マルチシートに等間隔で穴を開け、作業車に乗って作業を進めた。昨年は2月末から始めたが、今年は雪や雨の影響を受けて2週間以上遅れた。
資材の価格高騰の影響や出荷が他地域と重なり、レタスの価格が下がる心配もあるという青柳さん。「まずは品質の良いレタスに育てたい」と力を込めた。植え付けは4月いっぱい続き、5月の大型連休ごろからの収穫を見込んでいる。
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