上田市武石余里でハナモモが咲き始めた。余里川沿いなどの道約4キロに植えられた約2千本。赤や白、ピンクの花々が周辺を彩る。青空が広がった19日、訪れた人が眺めながら歩いたり撮影したりしていた。
余里地区の50世帯ほどでつくる「花咲(はなさか)じいさんクラブ」が植樹や手入れをして大切に育ててきた。会長の北沢賢二さん(69)によると現在は三分咲きで、2週間ほど見頃が続く。初めて訪れた佐久穂町の市川守さん(73)は「すごくきれいで感激した。天気も良くて歩いていて気持ちがいい」と笑顔を見せた。
20日から、地区内でハナモモの苗木や野菜などを販売する直売所を開く。市は20、21日と27~29日の午前9時~午後3時、地区内3カ所を結ぶ無料シャトルバスを運行する。悪天候の日は運休する場合もある。
(福田雪穂)
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