飯田市の中心市街地にある桜の名所「大宮通り」で2日、地元の桜保存会がソメイヨシノの開花宣言をした。開花の基準としている標本木に6輪の花を確認。昨年より10日遅い開花となった。満開は10日ごろを見込んでいる。
約700メートルの区間にエドヒガン、マメザクラなど約150本が植わる。2日の飯田市は最高気温21・0度と4月下旬並みの陽気に。日当たりが良い場所は既に多くの花が開き、青空の下、車や散歩の足を止めて写真撮影する人の姿が目立った。
昨年より遅い開花を受け、保存会は夜桜のライトアップを予定より1週間延長して12日までに変更。保存会長の井上基(もとし)さん(66)は「地元の憩いの場所。たくさんの人が訪れて楽しんでほしい」と話していた。
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