2日午前7時40分ごろ、高松市の小村町や下田井町、林町など計約3千戸で停電が発生。約10~40分間にわたり電気の供給がストップした。四国電力送配電高松支社によると、カラスが六条町の電柱の上に作った巣が電線に接触したのが原因。カラスの巣作りは繁殖期の3、4月がピークで、同支社は「巣を見つけたら連絡を」と呼び掛けている。
同支社によると、カラスが巣作りのために電柱の上に運んだ木の枝や針金のハンガーが電線に接触すると停電が発生する。同支社では巣の早期発見に努めており、県内では昨年、3月に3147個、4月に2663個の巣を撤去した。
今年もこの日のほか、2月26日午後に高松市の勅使、成合の両町計約200戸でも同様の原因で停電が発生した。