来春の選抜大会の重要な選考資料となる秋季四国地区高校野球大会は4日、高松市生島町のレクザムスタジアムで松山聖陵(愛媛3位)―高松商(香川1位)の決勝があり、高松商が3―1で競り勝って3年ぶり9度目の頂点に立った。
高松商は一回2死三塁から4番立岩の右中間への安打で先制。直後に追い付かれたが、二回は冷静に4四球を選んで押し出しで勝ち越し。四回は2死三塁から敵失でリードを広げた。先発した右腕中塚は7回を投げて1失点。最後は左腕香川が八、九回を無失点で切り抜けた。
高松商は全10地区の優勝校が参加する明治神宮大会(9日開幕・神宮球場)に四国代表として出場する。選抜大会の出場校を決める選考委員会は、来年1月25日に大阪市内で開かれる。