3月23日に兵庫県西宮市の甲子園球場で開幕する第91回選抜高校野球大会の出場32校が25日に決まり、県内からは昨秋の四国大会を制した高松商が一般枠で選出された。高松商の選抜出場は、準優勝した2016年以来3年ぶり27度目で、甲子園大会出場は春夏通算で46度目。県勢の選抜出場は、昨年の英明に続いて2年連続となる。
高松商は昨年秋の県大会で優勝。四国大会では初戦の準々決勝で明徳義塾(高知)を4―2の逆転で退け、準決勝は高知商に10―4で快勝。決勝は松山聖陵(愛媛)を3―1で破り、選抜切符を確実にしていた。四国代表として出場した明治神宮大会は、初戦の準々決勝で八戸学院光星(青森)を9―6で破ったが、準決勝で星稜(石川)に4―7で敗れ、3年ぶりの優勝はならなかった。
選考委員会は21世紀枠の選考から実施。全国9地区の推薦校から計3校が選ばれ、その後、一般選考に入った。四国からは高松商のほか、一般枠で松山聖陵、21世紀枠で富岡西(徳島)が選ばれた。
組み合わせ抽選会は3月15日に行われる。
※高商野球やり通す
高松商・長尾健司監督の話 一瞬ほっとした後、気持ちが引き締まった。(選抜準優勝した)3年前と比べて力はないが、一枚岩になってプレーできることが強み。甲子園で勝つなら接戦。目の前の一つのアウトを全員で取りにいく高松商業の野球をやり通したい。
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