22日の「第11回全国高校生手話パフォーマンス甲子園」出席のため、鳥取県を訪問された秋篠宮家の次女・佳子さまが身に着けた寄せ木細工のイヤリングとバレッタがSNSで話題だ。アクセサリーなどを手がける白谷(しろいたに)工房(鳥取県日南町福塚)の商品で21日以降、注文が急増している。中村建治代表(49)は「反響の大きさに驚いている」とうれしい悲鳴を上げる。
佳子さまは前日の21日、ベージュのジャケットとスカートに、寄せ木細工のイヤリングとバレッタを合わせた秋の装いで米子空港に降り立たれた。到着のニュースがネットで流れた後、全国から問い合わせや注文が急増したという。
中村さんは同日夜、米子市内であった交流会に参加し、佳子さまと言葉を交わした。佳子さまはイヤリングとバレッタを指さし「カラフルでとてもすてきですね」と話し、使用している木材などについて尋ねられたという。
白谷工房は古民家を解体した木や建築現場で出た端材を使い、寄せ木細工によるアクセサリーや生活雑貨、文房具を中心に製作。通常イヤリングは月に約100個、バレッタは約30個の注文が入るが、21日以降の3日間で月平均を上回る注文が入っている。中村さんは「着用していただき、光栄だ。ベージュの洋服にぴったりだった」と笑顔で話した。
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