対戦相手と向き合い、目にもとまらぬ攻防を繰り広げるフェンシング。その女子トップ選手で、東京オリンピック出場経験もある東 莉央。立ち姿が凛々しい競技中同様、デニム姿もまた精悍!
男前なデニムを
大胆なノースリーブと合わせて!
幼少期からトップフェンサーとして国際大会で活躍し、女子フルーレを牽引する東 莉央。今回は女性剣士らしく、ちょっと男前なリジッドデニムを凛々しく穿きこなしてくれた。
「フェンシングをやっていると“格好いい”っていってもらうことが多いので、しっくりきますね。かわいいはちょっとむず痒いです(笑)。でも実は、お洒落は、かわいい感じも、格好いいスタイルも両方好きなんですよ」
フェンシングの競技中で自分が“格好いい”と思える瞬間はどんなとき?
「しっかり我慢強く戦えているときです。ポイントを取りたい気持ちから攻撃的にいきすぎて、自滅してしまうことがあります。そこを我慢してしっかり前後に動く。それがいい試合をできているときなんです。でも攻撃的に出てうまくいくこともあるので、そこがフェンシングの難しさであり、面白い部分。是非試合を見るときに注目してみてください」
ノースリーブ1万7600円(ギャルリー・ヴィー/ギャルリー・ヴィー 丸の内店)、デニムジャケット4万6200円(アクネ ストゥディオズ/アクネ ストゥディオズ アオヤマ)、デニムパンツ2万4200円(リーバイス ビンテージ クロージング/リーバイ・ストラウス ジャパン)、ゴールドイヤリング5万円、ゴールドネックレス15万2000円、コンビリング7万8000円(以上シャルロット シェネ/エドストローム オフィス)、ミュール8万5800円(ジミー チュウ)
フェンシング選手
東 莉央
RIO AZUMA
1998年、和歌山県生まれ。小学5年生からフェンシングをはじめ、2012年全国少年フェンシング大会・中学生の部優勝。2016年、インターハイ優勝、全日本選手権準優勝。2019年フェンシング女子W杯フランス大会で団体銅メダル獲得に貢献。東京五輪では姉妹で日本代表に選出。
写真=山根悠太郎 スタイリング=柳川武史 ヘア&メイク=高山ジュン 文=遠藤匠
photo : Yutaro Yamane styling : Takeshi Yanagawa(remix) hair&make-up : Jun Takayama text : Takumi Endo photo by AFLO