女子マラソン世界大会で2度入賞し、現在は市民ランナーにアドバイス。
マラソンランナー坂本直子さんが、「給水のポイント」をマンガでやさしく教えてくれました♪
日本代表マラソンランナー坂本直子が教えます!「ランナーは熱中症対策がとっても大切!」
これから気温が高くなるのにあわせて、カラダは汗をかいて体温調節ができるようになります(暑熱順化)。
しかし暑さにまだ完全に慣れていない時期は、気温の割に大汗をかいてしまうなどで、脱水症や熱中症になることも。
たくさん汗をかくランナーは「まだ梅雨時期だから」と油断せず、汗で失われる水分とミネラルのこまめな補給が大切です。
■レース1週間前からはアミノ酸+ウォーターローディング
フルマラソンを走っているとき、筋肉などのタンパク質から分解されたアミノ酸もエネルギー源として使われるようになります。
食品からタンパク質を体内に吸収するためには、アミノ酸への消化分解が必要なため3~4時間かかりますが、アミノ酸は、分解不要なのでカラダへの負担が少なく、約30分で吸収されます。
■坂本直子(さかもと・なおこ)さんのプロフィール
2003年の大阪国際女子マラソンを2時間21分51秒で初マラソン世界最高記録(当時)。
現役引退後は、天満屋女子陸上競技部アドバイザー。
市民ランナー向けの指導を行う「走健塾」にも所属し、クリニックやイベント講師を務める。一児の母