飛行機で数時間と身近な韓国旅行。旅行をより楽しむためには、事前の準備が欠かせません。ちょっとした忘れ物で、せっかくの楽しい旅行が台無しに……そんなことのないよう、ここで韓国旅行に必須の持ち物をご紹介します。
■荷物少なめでも韓国旅行に必要な持ち物とは?
韓国旅行は、弾丸ツアーのような旅から歴史地域を巡る旅まで、目的によって滞在中の必要な荷物が変わってきます。ここでは2泊3日程度の短め旅行を軸にして、最低限必要なアイテムを絞って見ていきましょう。
○韓国旅行に必須の持ち物1 パスポート
パスポートは、残存有効期間が3カ月以上あることが望ましく、帰りの出国用飛行機のチケット(船など含む、予約済みのもの)があったほうがいいでしょう。
○韓国旅行に必須の持ち物2 旅程表(e-チケット、お客様控え)
個人旅行の際も、往復航空券のe-チケットで滞在を証明したり、宿泊バウチャーや、予約サイトでの宿泊予約確認書の控えをもったり、印刷して携帯することも大事です。
日本からは成田、羽田の国際空港の他、各地方都市、船、隣国からの経由便などさまざまな方法での韓国入国が想定できますが、いつでもどのような方法で帰国するかを説明できるような態勢でいたいものです。
○韓国旅行に必須の持ち物3 変圧器・変換プラグ
韓国国内の電圧は220Vで一部110Vが混在しています。変圧器はホテルのフロントで貸してくれることがほとんどで、日本からの電子機器はほぼ充電できます。
○韓国旅行に必須の持ち物4 常備薬
韓国料理が苦手な方、からいものにあたってしまう心配のある方は日本から常備薬を持参したほうがいいでしょう。香辛料や薬膳料理も、韓国料理にはふんだんに使われています。ちょっとした食あたりや食べなれないものへのアレルギーなど、可能性として考えておきましょう。
○韓国旅行に必須の持ち物5 スマートフォン
韓国旅行でも、やはりスマートフォンは必須アイテムで、忘れてはいけないマストアイテムです。韓国であれば、街の電気屋さんでもスマホや格安SIMなどスマホの買い替えや新機種の買い付けも旅行中にできるかもしれません。流行りの機種を電気屋さんでチェックするのも楽しいでしょう。
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○韓国旅行に必須の持ち物6 モバイルルーター
韓国はインターネット環境が整っている国。ホテルや街中心部、コンビニ、ファストフードなど、Wi-Fiのフリーエリアは少なくありません。しかし、どこでもサクサク繋がるインターネット環境が欲しいなら、レンタルのモバイルルーターをおすすめします。フォトジェニックなインスタ映えする場所は、ちょっとネット環境がよくない場所になるかもしれません。撮影してすぐに画像・動画をSNSへアップするには、やはり日本からモバイルルーターを持っていくと安心です。
韓国は2泊3日がメジャーな日程なので、3日分でレンタルして行くとお得。1日/980円~など格安のレンタル料金プランもありますので、要チェックです。
○韓国旅行に必須の持ち物7 クレジットカード
韓国でクレジットカード利用するシチュエーションはショッピングやレストラン、エステ、マッサージの支払いなどが挙げられます。簡単便利で、レートもオトクなクレジットカード払いもいいでしょう。ただし、クレジット支払いの明細書の確認を忘れずに、さらに目の前でカードを切らずに店の奥で手続きするような店は要注意です。金額の設定ミス詐取やスキミングの可能性も十分考えられますのでカード利用する際は店をあなたが選ぶことも必要です。ちょっとでも怪しいと思ったら、買い物をやめるくらいの態度で臨みましょう。
○韓国旅行に必須の持ち物8 現金
韓国2泊3日のお小遣いは、一体いくらの想定でしょう? 2万円分では多すぎるのか、現金の支払いは現地でどれくらいなのか検討しながら計算しましょう。
日本でウォンに両替してもいいでしょうし、韓国でウォンにするのもどちらでもいいと思います。ただし空港やホテルのロビーは若干手数料が高いため、利率に差がありますが両替所を探したり、キャッチセールで怖い思いをしたりするならば安心な場所での両替も悪くないと思います。
○韓国旅行に必須の持ち物9 海外プリペイドカード
海外のATMで現地通貨を引き出すことのできる海外プリペイドカードは、日本での円のチャージが必要で最近話題のカードです。ここではマネパカードの利用例でご紹介したいと思います。
マネパカードはマルチカレンシーの海外プリペイドカードで、現地通貨の引き出しや、マスターカードのマークのあるお店で、食事や買物にマネパカードを利用することができる便利なカードです。年会費無料で複数の通貨(1枚で6つの通貨※米ドル、ユーロ、日本円、英ポンド、香港ドル、オーストラリアドル)をチャージして海外で利用できるプリペイドカードです。日本でも、日本円をチャージすれば国内利用ができ(引出不可)、現金をあらかじめチャージしておけば国内でも使える便利なカードとなっています。
○韓国旅行に必須の持ち物10 海外旅行保険証書
韓国旅行の際でも、海外旅行保険に加入して旅行を楽しんでください。事故やけが、携行品トラブルなどが起こらないわけではありませんので、あらかじめ日本(ネット通販型含む)で予約して行きましょう。
クレジットカード付帯保険もありますが、契約内容をよく確認してください。死亡保険や携行品補償など料金に差が出ますので、契約会社とよく確認し合うことが大切です。
○韓国旅行に必須の持ち物11 スーツケース
2泊3日の韓国旅行は、スーツケース派と手荷物派に分かれる可能性のある旅行先です。格安航空券でのフライトは預け荷物に追加料金がかかりますし、最低でもパスポート、航空券、着替えとお財布とスマホがあれば、国内旅行並みの用意で旅に出ることも可能です。一方で、荷物が多い、お土産をたくさん買う予定がある……といった場合はスーツケースは便利なのでぜひ持っていきましょう。
○韓国旅行に必須の持ち物12 デジカメ
デジカメよりもスマホという人も多いかもしれませんが、スマホのバッテリーを気にせず、高画質で撮影できるので所有している方は持っていって損はないでしょう。
○韓国旅行に必須の持ち物13 ガイドブック
韓国旅行も、いつもの定番ではなく冒険していろいろな場所に行ってみたい、地下鉄を利用して移動したい、などの希望があれば、日本語のガイドブックは必需品です。特に韓国は日本の企業と提携してクーポンなどをたくさん発行しているので、オトクに旅するためにもガイドブックは必要。ネットの情報と紙媒体の情報を見比べて実際にその場所に行くのも楽しみ方のひとつですね。おいしいレストランやカワイイお土産が見つかるといいですね。小さな本か、クーポンだけを持参したりするのも荷物が増えない技です。
○韓国旅行に必須の持ち物14 買い物用小さなバッグ
現地に到着して、荷物を置いたら必要なものだけをバッグに入れてすぐに出かけたいですね。そのためにも小さなリュックやショルダーバックなど小さなバッグも必要です。なるべくなら内ポケットのついた破れない程度の布バック、ジッパーが剥き出しになっていないデザインのバッグなど、スリ防止に役立つ様なバッグがおすすめです。もちろんバッグは現地調達も可能。出発の際に荷物を最小限したい方はもっていかなくてもいいかもしれません。
○韓国旅行に必須の持ち物15 傘
万が一の天気のくずれ、雨の日様に傘の備えもあったら便利(折り畳み傘)なグッズです。現地調達可能ですが、ちょっとした時間のために購入するのも億劫ですし、雨の中タクシーを待つシチュエーションも考えられますので、やはり濡れずに済むなら折り畳み傘の持参もおススメです。
○韓国旅行に必須の持ち物16 冬用カイロ
韓国の冬は、雪が降らなく地面が凍る寒い冬です。地下鉄などでも底冷えがする場所があるため、冬は日本からカイロを持って行くことをおすすめします。もちろん、脱ぎ着しやすい服装やマフラー、手袋、帽子、ブーツなど冬の防寒対策はマストで、風邪をひかないようにマスクも持参しましょう。
○韓国旅行に必須の持ち物17 紙もの(ティッシュ、生理用品など)
日本以外の外国へ旅行に行く場合、ティッシュなどの硬さにびっくりした経験がある方も多いのでは? 日本のものは優しく柔らかい紙質のものが多数あるのに、なぜ他国に行くと紙が硬いのだろう、とその差を感じてしまうことがあります。日本から出国する際はバッグの隙間に余裕があればポケットティッシュ、ウェットティッシュ、生理用品などは持参するよう心がけましょう。
○韓国旅行に必須の持ち物18 歯磨きセット
韓国のホテルでは、エコの観点からか歯磨きセットが見当たらないことがあります。これは日本でいつも利用しているものを持参するだけで解決するので、必ず持って行きましょう。例によって手荷物に入れて出国審査を受けると100ml(g)以上の歯磨き粉は破棄となりますので注意しましょう。
○韓国旅行に必須の持ち物19 シャンプー・リンス・ボディソープ
おそらく、備え付けのホテルのシャンプー、リンス、ボディソープも普段使いなれないブランドのものが置いてあるため、これも持参したほうがいいでしょう。ドライヤーはかろうじてホテルの貸し出し備品にあると思いますので、事前に確認してないようでしたら持って行きましょう。
○韓国旅行に必須の持ち物20 買い物リスト
韓国ではついついいろいろなものをショッピング中に購入してしまうため事前に買い物リストを作成しておくと買い忘れがなく、また節制もできるためいいと思います。お土産の数や、お目当ての韓国コスメなどもどこで何が販売されているかまでチェックできるといいでしょう。
韓国への旅は、国内旅行プラス出国する緊張感が味わえるものとなるでしょう。その中でも絶対に忘れてはいけないもの、現地で調達できるもの、もしかするとあったら便利なものなどランク付けして荷物を整理することが必要です。
近くて簡単にすぐに行けるお隣韓国で楽しむためにも、事前の持ち物チェックリスト確認を忘れずに、現地で慌てることなく楽しい旅行にしてくださいね。
執筆:つかさあおい
学生の頃から趣味だった旅行は、いつしか仕事になりツアーコンダクター歴は15年。日本国内(47都道府県制覇)と海外(12カ国40都市)を旅するように。現在は旅行ライターとしてまだまだ日本人が知らない現地ネタを情報発信中。ディープでおもしろい国内旅行、その土地ならではの海外の歩き方をご紹介します。