7月25日よりABEMAにて放送中の恋愛番組『今日、好きになりました。セブ島編』(以下:今日好き)。現役高校生たちが2泊3日の修学旅行に飛び出し、運命の恋を見つける同番組には、時に甘酸っぱく、思わず胸がキュンとするような青春と恋模様が溢れんばかりに詰まっている。
(参考:【写真】『今日好き。セブ島編』メンバー)
以下より、8月1日公開の第2話から見どころを紐解いていく。細かなネタバレもあるためご注意いただきたい。
・こたろう、『小夏編』の“お友だち感”抜きで本気の恋愛モードに
思い返せば、前回の『小夏編』でのこたろう(蓮池虎太郎)は、かつてのゆいなのポジションを譲られたかのようだった。関西仕込みの賑やかしキャラクターでありながら、新メンバーにも関わらず周囲を気遣い、最後にはぜん(内田禅)×おとは(たぐちおとは)の“ぜんおと”カップルの恋の立役者に。こたろうのフォローを受けたぜんは、彼から後日に「ぜんが幸せでよかった」と、人ができた祝福のコメントさえ贈られていたともインタビューで明かしている(その言葉に、おともは「いい男かよ~!」と漏らしていたほど)。
そんなこたろうが、じゅり(三浦寿莉)との2ショットでいよいよ本心を打ち明ける。「めっちゃ緊張すんねんけどさ、ちょっと手繋ぎたい」。先日、おおはる(大木遥翔)×ゆいなの“ゆいはる”カップルも、『小夏編』は“お友だち感”や集団での楽しさが先行して、手繋ぎなどボディタッチをするような空気感があまり感じられなかったとインタビューで振り返っていただけに、今回のこたろうを見ればその変貌ぶりを理解してもらえるだろう。継続メンバーとして『小夏編』から考えれば通算4日目の旅。とはいえ、旅の初日からこの展開はかなり大胆。こたろうの恋愛スイッチが、ついに本格的にオンになったようだ。
あくまで初日だけ盛り上がるような恋じゃない。手を繋ぐだけで満足していたら危ない。「今回、オレはじゅりにちゃんとキモチを伝えたい」「中途半端に終わらせたくない」と、一途になったこたろうは強い。彼の変化はおそらく、ライバルのゆうじろう(上野裕次郎)や、彼が第1話にてじゅりにプレゼントしたお揃いのネックレスなどがきっかけになったのだと思われる。
逆にじゅりの視点で考えれば、かつて自身が追いかけても振り向かなかった男子が、今度はこんなに迫ってきてくれているのである。普通ならば、この時点で彼よりな判定を下してしまいそうになるはず。こたろうはゆうじろうの想いを退け、彼の授けたネックレス以上に輝きを放つ、心のチェーンをじゅりの首に下げることはできるのだろうか。
・グループ別行動で地獄の展開に? 継続メンバー・そらの恋にも注目
とはいえ、ゆうじろうのポジションで考えれば、こたろうの想いが本気でないとも受け取ってしまいそうになる。なぜなら、こたろうはあやね(福間彩音)からのアプローチにまんざらでもなさそうだから。本当に一途な男は、揺れ動いたりしない。ゆうじろうであれば、こたろう本人を前にそう言い放ってもおかしくなさそうな勢いさえある。
とここで、『皐月編』から継続メンバーとして、そら(中野蒼空)がサプライズ登場。ここから“花くじ”で振り分けたメンバーにて、2組でのグループ別行動に。それぞれ、ゆうじろう、こたろう、そら、あやね、じゅりの5人がショッピング、けいた(香月慶太)、まな(神代麻那)、ゆうぞお(今井雄三緒)、ルナ、あすか(清水あす香)、りこ(川西莉子)の6人が空中自転車を楽しむことが決まったのだが、注目はやはり前者のグループ。そらについては、第一印象で「いちばんかわいかった」というあやねが、こたろうを追いかけつつも同じグループにいるわけだが。
いわゆる“四角関係”真っ只中の、そらを除く4人。彼らが一堂に会して、何も起きないはずがない。早速、ショッピングモールへの移動中には、ゆうじろうがこたろうに対して、じゅりのどこが好きなのかを本人を前にして明かさせる。さらには、今回の旅のルールで女子からの最終告白を待たず、男子はいつでも想いを打ち明けられることが決まっていることに「こた(こたろう)に言っておくと、俺は先に告白する。だからちょっと本気でやろや」と、自信ありげにけしかける場面も。
そんな彼らに挟まれたら、あやねは窮屈で仕方ないだろうと思えたが、話の流れはあるものの、彼女もまたじゅり本人に気になる男子の名前を挙げさせたり。あやね、さすがにメンタルが強すぎるよ……。
その後もことあるごとに、全員の想いが複雑に絡み合った“ドロドロショッピング”。なかなか言葉で語るに語りきれないほど、気まずい空気が続いていたのだが、そのなかでそらは継続メンバーの利点を活かせず、思うように動けていない様子。だが、別グループにはそんな彼を旅の開始前から待ち侘びていたあすかの存在が。このグループ別行動明けに行った花くじで、彼らが2日目朝、ふたりきりでジンベエザメウォッチングを楽しむこともすでに決まっている。あすかにはどうか、そらの軽く傷心気味な心を癒しつつ、一気にキモチを掻っ攫ってほしいものだが、その運命はいかに。
(Source)
https://realsound.jp/tech/2022/07/post-1086589.html
https://realsound.jp/tech/2022/07/post-1085513.html
(文=一条皓太)
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