マルチに使える糸寒天
今回のメイン食材は、伊豆半島の糸寒天。こちらの糸寒天は、伊豆稲取の海女さんたちが手詰みした最高級の天草(テングサ)をたっぷり使った一級品。
粉末寒天や角寒天と比べると透明感があり、琥珀糖のようなお菓子にぴったり。ほんの少しでしっかり固まるのも魅力です。
ローカロリーで食物繊維を豊富に含む寒天は、お菓子作りの他にも、スープやサラダに入れたりと、毎日取り入れることで健康やダイエットの強い味方に。
【レシピ】食べられる宝石★キラキラ琥珀糖
【キラキラ琥珀糖】材料/約40個分
糸寒天…5g
グラニュー糖…300g
水…200g
食用色素…適量
ミントシロップ、ピーチリキュールなどお好きなもの…大さじ2
①
糸寒天はたっぷりの水(分量外)でふやかしておきます。目安は1時間くらい。
タッパー、ほうろう容器などに、クッキングシートを敷いておきます。
②
今回用意したリキュール類はこちら。
特に、ピーチツリーリキュールを加えると、ほんのり桃の香りの琥珀糖になり、個人的にお気に入りです。
ミントシロップやバニラシロップなど、お好きなシロップを入れてもおいしいのでオススメです。
③
鍋に分量の水と糸寒天を入れ、糸寒天が完全に溶けるまで、中火で加熱します。
焦げ付かないように、絶えずかきまぜてください。
④
糸寒天が溶けたら、グラニュー糖を加えて、こちらも完全に溶かします。
糸寒天が溶けきる前にグラニュー糖を加えると、糸寒天が溶けませんので、入れるタイミングに注意して。
⑤
絶えずかきまぜ、このぐらいのとろみがついたら、火からおろします。
⑥
クッキングシートを敷いたバットに流し入れます。
⑦
表面が少し固まったら、食用色素をつまようじに取り、マーブル模様を描きます。ほんの少しで色がつくので、たくさん入れすぎないように注意してくださいね。
そのまま涼しいところで1日、もしくは冷蔵庫で1時間、冷やし固めます。
⑧
固まったら、バットから取り出し、包丁で切ったり、好きな大きさにちぎります。
⑨
そのまま(もしくは網の上に乗せて)表面を乾かします。磨りガラスのように白く曇ってきたら完成です。湿度の低い日でしたら1日~2日でこのような状態になります。
保存は乾燥剤を入れて、密封できる瓶などで。
魅せ方いろいろ琥珀糖
カットの仕方や色のつけ方で、がらりと印象の変わる琥珀糖。
こちらは青と紫で色づけし、包丁でカットしました。宝石のように細かくカットを入れても美しいのでオススメです。
細長い棒状にカットして乾かすと、スタイリッシュに。
瓶に入れてプレゼントすればきっと喜ばれるはず。
こちらはカラフルに色づけし、ラフにちぎってみました。
どの色から食べようかな、と子どもたちも大喜びです。(味はすべて同じなのですが(笑))
しゃりっとした表面と、ぷるぷるの食感がおもしろい琥珀糖。
とても簡単なので、お子さんと一緒に作ってみても、工作気分で楽しいと思います。 外出も控えめな今の時期、ステイホーム中のおやつにいかがですか?
よかったら作ってみてくださいね!
photo:kyoko_plus
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