お花に包まれる癒しのカフェ空間
通りから見上げた窓際のカウンター席は、まるでお花のテーブルのよう♪
鎌倉駅東口から小町通りを鶴岡八幡宮方面へ歩くこと約4分。花で埋め尽くされた大きな窓が見えてきたら、お目当ての「Flower Power Cafe」に到着です。階段を上がって2階のカフェへと向かいましょう!
扉を開けると、バラのアーチがお出迎え!
ロンドンのフラワーカフェをイメージしたという店内
バラのアーチをくぐり奥へ進むと、ラベンダーカラーをベースとしたお花いっぱいの空間が広がっています。店内を彩るのは、日本でも今注目されている“アーティフィシャルフラワー”。生花をリアルに再現するたけでなく、生花にはない芸術美を表現して作られた花々のことです。
こちらはカウンター席頭上の藤の花。生花と見間違うほど(いや、それ以上!)の美しさ。ここで使われているアーティフィシャルフラワーは、カフェの代表である浅野まりさんがすべて選別し、海外から取り寄せたというこだわりの品なんです。
店内のどこに座ってもお花を楽しめますが、特に人気なのがこのソファー席。バラを背景に映えるカットが撮影できるんです。うれしいことに、こちらの席は予約がOK!訪問日が決まったら早めの電話予約をおすすめします。
バラとアジサイのキュートなパフェに目がハート♪
写真左から「ローズパフェ」1500円、「黒ゴマと抹茶の紫陽花パフェ」1100円
空間だけでなく、花をモチーフにしたキュートなメニューを展開しているのも特徴のひとつ。なかでもイチオシは、この2つの「パフェ」です。
まずご紹介するのは、食べられるバラを使った「ローズパフェ」。生クリームのエスプーマと食用バラをトップに、その下にはクラッシュしたゼリーやチェリーのムースなど、贅沢な7層構造になっています。
グラスの底の淡いピンクのゾーンは、自家製のローズゼリーです。ローズシロップでゼリーを作り、バラの花びらを入れたもの。上品でさわやかな甘さのゼリーが、パフェ全体を軽やかにしているので、最後まで飽きることなく味わえます。もちろん、ローズの香りもしっかりと感じられますよ!
本来パフェといったら、スプーンをグラスの底まで一気に押し入れて、各層&各素材を織り交ぜて食べるのがよいともいわれますが、「ローズパフェ」に限っては、ぜひ上から一段ずつバラの香りと存在を感じながら堪能してみてください♪
イチオシ2品目は、鎌倉のアジサイをモチーフにした“和パフェ”です。餡(あん)クリームで作られたアジサイが、とにかくキュートなひと品!
その見た目のかわいさだけでなく、おいしさも折り紙付きです。黒ゴマアイスや白玉のほか、抹茶プリン、抹茶アイス、ブルーベリーなどが入っていて、甘さのなかに黒ゴマの濃厚さと抹茶の深みも楽しめる贅沢なパフェです。
餡クリームのバラがポイント!「お花のあんバタートースト」
「お花のあんバタートースト」1200円、「バタフライピーティー(ホット)」700円
バターがたっぷり染み込んだ厚切りトーストの上に餡クリームでバラ絞りを施した、エレガントな「お花のあんバタートースト」もおすすめ。バターの塩気と餡の甘さが絶妙なひと品です。トーストに添えられた、食べられるお花“エディブルフラワー”や季節のフルーツ、甘さ控えめの生クリームとともにどうぞ。
今回ご紹介した以外にも、エディブルフラワーが楽しめる「22種の野菜のカレーライス」1200円や「海老の生春巻き」1000円など、スイーツだけでなくお食事系も充実している「Flower Power Cafe」。店内は愛犬と一緒に入店することもOKです!鎌倉さんぽの合間にぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。
■Flower Power Cafe
(ふらわー ぱわー かふぇ)
住所:神奈川県鎌倉市小町2-8-10 ね小町ANNEX 2F
TEL:0467-24-1733
営業時間:11~18時
定休日:無休
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Text:清沢奈央
Photo:櫻井めぐみ
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